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2020年01月23日12:42

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人間は忘れるという能力があるから生きて行ける

2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災が
発生しました。
私は運悪く、東京に出張中に被災しました。

日本にとっては、8月15日(終戦記念日)
8月6日(広島原爆投下)8月9日(長崎原爆投下)
と同じくらい忘れてはならない日になりました。

25年前の今日1月17日阪神淡路大震災、
9月1日関東大震災は防災訓練の日になっているほど、
日本はいつも災害と戦って成長して来ましたが、
3・11が世界に与えたショックは図り知れません。

家族や知り合いが犠牲になり、助かった方も
精神的、肉体的に病んでしまい、病死、自殺される
方が沢山おられました、

しかし、生かされた命、生かされたのには
意味があると、強い意志で生きてる方も
沢山おられます。

これは、人間は良い事も悪い事も忘れる
生き物だからなのです。

忘れる事とは?

実は生きて行く為に必要な能力なんです。

この能力がなかったら、大半の人は苦しく
なって生きて行くことが出来ません。

最愛の人を亡くして、哀しみがMAXでも
残念ながらその思いは徐々に消えて行きます。

大好きな彼氏にふられて、死ぬほど辛くても、
時が解決してくれる。

「忘れる」という能力が無いと、
人は成長もしないし、生きていけないんです。

ひとつ屋根の下という江口洋介が主演だった
家族ドラマのPART2。

酒井法子が演じてた役の女性=小雪が、
白血病にかかり死にかけます。

そして血がつながってない兄役=
福山雅治=ちいにいちゃんことマサヤは
医者として看病にあたる。

彼女を愛し、懸命に尽くすも、自分の力不足に
嫌気がさし、やけ酒・・・そして街中で喧嘩。

警察に捕まった後、引き取りに来た義理の父に
向かってこういいます

「小雪が死んだら、俺も死ぬ。
1番嫌なのは、こんなに今彼女を愛しているが、
いつか絶対に忘れていく。
それが恐いんだ・そんな自分が嫌なんだ・」

その後義理の父から大ピンタをくらい、彼は
また立ち上がり・そして最後はHappy End

涙無くして見れませんでした。

365日ある1年の365日、発生した
震災のことを考えろ!というのは無理です。
だけど今日一日くらい、その日に向き合っても
いいのでは無いでしょうか?

当時と同じ想いは無理にしても
「忘れては行けない」と思うのです。

日本中、いや世界中が涙を流したあの日の震災。

マスコミも今日だけは騒ぐでしょ。
視聴率取れるから。

だけどそんなんじゃない。

日本人として、日本に住んでいる1人の人間として
この大惨事に関してそれぞれ考えるべきだと思います。

被災地に行ってボランティアをすることは
素晴らしいですが、

それ以外でも僕らは出来ることはあると思います。

人間は忘れるという能力があるから生きて行ける、
だけど、「思い出す」「忘れないように努力する」
ということも重要だと思います。

たくさんの被災者に対して
ご冥福をお祈り申し上げます。

僕らは絶対忘れません。
忘れてはいけません。

絆 是非ご覧下さい。



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