紅葉

　２０年振り近くの韓国。
高速を４日間バスを乗り続けたが、道路沿いから見る都市の
アパート群には驚嘆した。ペンシル型のアパートが１０戸、２０戸
と林立して繋がる。ここにも、あそこにも。新宿の比ではない。
地震ががないからと地元の人は言うが、驚く以外ない。
　最初に訪問したのは１９８８年。いわゆるパルパルオリンピックである。
大阪の栗田先生と珍道中であった。
その後も、２年ごとぐらいに行ったが社会資本はまだまだだった。
山ははげ山が多かったし、街並みも、街路も作りかけだった。唯一、
高速道路は、例の止めればすぐに滑走路の噂通り広く、直線だった。
それがどうだろう、街路樹が丁度の季節ということで、プラタナス・
欅・紅葉等が美しく色ずいて連なる。
　そうだ、あの時に植えた木々が成長したのだ。直径が３０〜６０ｃｍ
で、ちょうどあう。あの時の都市計画が今こうなったのだ。
　なるほど！
　日本も昭和４０年代になって、整備されてきたのと同じだ。
只、異なるのは街並みのビルや商店のあらゆる壁に書かれた
大きなハングル文字。店の名前と、商品を書いてあるのか！？
ビル一面の窓に大きな文字。之だけ直線の文字群に囲まれると
落ち着かないのは、小生だけだろうか！？