レトルトカレーは必ず家に備えておいてある。
それ以前に、冷凍うどんと冷凍蕎麦(あとお米もたまに)が必ず家にあるから。
たまに、今日は家から一歩の外には出たくないっていう時があって、そんな時の食料にしてる。
素うどんやかけそばだと作る手間が面倒になるけれど、これがカレーうどんとかカレー蕎麦となると鬱な気分でもがぜん作って食べたくなる。
天ぷらでも月見でもいいのだけれど、天ぷらや生卵を常備するとなるとどうしても賞味期限との戦いになる。
ある程度ほったらかしができて、それでいていざっていう時に戦力になるレトルトカレーは本当に重宝してる。
ただし、レトルトカレーであれば何でもいいという訳では無い。
某メーカーが販売してるレンジ調理が可能なレトルトカレーが最強だ。
お湯で茹でて作るタイプは鍋を火にかけなければならないが、某レトルトカレーは電子レンジに放り込んでスイッチを押せばそんで終わり。
一歩も外に出たくない気分の時の炊事にピッタリ。
一時期、マスクやティッシュと同時にスーパーや食料品店の店先にレトルト食品やインスタント食品が消えた時期がある。
家に置いておくレトルトカレーが切れたので買い足そうとしたらどこに行っても売って無かった。
一時的なことだろうと思って慌てず焦らず待っていたら、案の定、しばらくしてじわじわと食料品の棚に商品が並び始めてきた。
確か数週間の空白期間があって、羨望の〇ンカレーネオも少量ながら入荷され、久しぶりのご対面が果たせた。
しかしその時に棚に陳列されていた商品はわずか2箱のみだった。
普段なら一気に2箱を買い物かごに入れるのだが、状況が状況なので1箱だけを手に取り、残りの幸福を誰かに回した。
一歩の外に出たくない人、同じレトルトカレーが大好きな人、食事を取らせたい誰かが居る人、そんなところに届けばいい。
好きの独り占め、好きの共有、レトルトカレー道。
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