フランス料理にロッシーニ(ロッシーニ風)というメニューがある。
音楽家のロッシーニが考案したメニューという意味らしいが、とても贅沢なメニューなので、美味しそうだけれど、それ相応にお値段も張るんだろうなと思い、自分がチャレンジするメニューとしてはあまり意識していなかった。
ところが先日、電車の中づり広告で“ロッシーニ1,980円”と書いてあるポスターを見た。
好奇心が抑えられず、意を決してランチに行ってみた。
お通し
メニューを見ると、確かにロッシーニ1,980円と書いてある。
牛ひれ肉のステーキの上に、フォアグラのソテーを載せてある写真付きだ。
マジか。注文したれ。
サイドメニュー
ああそういえば、この店は以前テレビかなんかで見たことがある。
本格的なフランス料理を、極限までサービスを切り詰め、庶民的な値段で提供する。
そういう経営哲学で繁盛している有名店だ。
夢のロッシーニ
ううう美味い。
一度食べてみたかったメニューとのご対面と、純粋に美味を体験する興奮に、心の中がプラズマ状態。
低価格を追求するため、メニューの本質をギリギリ守りつつ、いろんなものを犠牲にしてるんだろうなぁ。
例えば、品質やサービスをケチらず、もっと贅沢な食材で、もっと雰囲気のある環境で食べたらどんなに迫力が出るだろうか。
想像しただけで恐ろしい。
ピストルの弾に当たっただけでこんなに痛いのに、バズーカ砲が直撃したらどんな衝撃になるだろうと想像するようなもんだ。
前日のランチは屋台のケバブで800円。
振り幅が大きすぎて魂が反復横跳び。
※このカードの中でひらめきを感じたものを一枚選んでください
※78枚のカードに宿る精霊たちが次の内容で選んでくれた貴方をしばらく守護します。お守りを持つように選んだカードを意識の奥に沈めておくとよいでしょう。
左(THE DEVIL):もうめちゃくちゃ気が抜けてダラダラしちゃうので良くない自分を見つめる勇気を高める(サポート中)
中(ペンタクルのクイーン リバース):何故か不思議に孤立気味なので信頼回復のため損得勘定抜きの親切心を充実(サポート弱)
右(ペンタクルの6リバース):いろんな意味で借金を背負う可能性が見えるので自分にとって本当に必要なものかどうかを見つめ直す慎重さを強める(サポート強)
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