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2019年07月26日13:26

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精霊「実地訓練に宿りし」

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夜の9時に寝て、夜中1時30分に起床の2時出発なんて、できるかどうか不安だったが、緊張のせいか予定よりも30分ほど早起きしてしまった。

出発前に、まずはトイレを済ませとおこうと、トイレに行ってみると既に行列ができていた。

私だけではなく、他の皆も早くに目を覚ませてしまったのかもしれない。

暗く、眠たく、疲れてはいるが、2時の出発に備えて身支度を整える。


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夜中の3時、九合目の手前でこの渋滞。

足元が険しい場所や、道幅が急に狭くなると前に進むことができず、列が動き出すまでじっとしていなければならない。

しかしながら、不平を言うものは無く、多くの登山客が「渋滞しててよかった」と口にしていた。

必然的にゆっくりペースで昇ることができるので、過度の疲労や高山病への予防になるからだ。

または、人手が多いので、不測の事態に対する処置も早い。

初心者にはちょうどいい。初心者こそ、混雑するシーズンに登山することをお勧めする。


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そんなこんなで無事に到着、富士宮口ルートに加えて、吉田口ルートも制覇した。やった。


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昨日はずっと雨模様であったが、夜中を過ぎたあたりから雨は止んで、日の出前の時間には雲がかかっているものの、雨粒が落ちてくる様子は無い。

皆で東の空をじっとと見つめる。見つめる。見つめる。見つめる。

日の出の時刻を10分、20分と過ぎても、残念ながら直射日光が差し込むことは無かった。

ただ、雲の切れ目や薄いところから、朝日とわかる輝きは感じ取れたので、良しとする。


せっかく上ってきたのに残念だ、なんて思う人は少ないんじゃないかな。

詳細は省くが、私が参加したツアーでも、全員が無事に頂上まで到達できたわけではない。

途中で怪我をする人や、体の不調や痛みを伴いながら、やっとたどり着いた人または頂上アタックを断念して途中で引き返す人も少なくなかった。

だから皆、目的地へ無事に到着できたことが素朴に嬉しかったのだ。


富士登山に体力の有無はあまり関係が無い。

たまたま薄い酸素に対する耐性が低かったのかもしれないし、装備が不十分で余分に体力を失ってしまったせいかもしれないし、元々体調が万全でなかったところに雨で追い打ちが掛かり体調不良となったのかもしれない。

私の主たる目的は、実はご来光でも、吉田口ルートの制覇でもなかった。

そうした危険を回避しながら、高いところに登るという技術を身に着けることが目的だったのだ。

ご来光が見れたらそれはそれで幸運だし、登山中に天気が良くなって周りのきれいな景色が眺められたらそれも最高だったろう。

しかし、私は悪条件の中でも、高地で生き残る術を身に着け、その知識を実地で訓練できたことは何よりの成果である。

今回もなんとか魂を守れた喜びがあった。




※このカードの中でひらめきを感じたものを一枚選んでください

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※※今回は特別編として、この夏の懐事情について読んでいます。


※78枚のカードに宿る精霊たちが次の内容で選んでくれた貴方をしばらく守護します。お守りを持つように選んだカードを意識の奥に沈めておくとよいでしょう。

左(ワンドのクイーンリバース):気遣いのための出費が増えてしてしまいそうなのでより良き印象となるように周囲へアピールする(サポート強)

中(ペンタクルの2リバース):何かがひっくり返って裏目に出てしまうが借金にだけはならないように誠意のアピール力を強化(サポート中)

右(カップの7リバース):判断力が高まり良い買い物をたくさんしそうなので物欲をちょっと抑える(サポート弱)

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