山の天気は変わりやすい、なんてことを聞いたことがあるが、その言葉には言葉通りの意味他に、別の意味が含まれている気がする。
晴れや曇りをあてにして、雨が降った時の準備を怠るなという、装備に関する教訓なのではなかろうか。
私が今回、登山している間も、断続的に雨が降っていたし、過去二回のアタックにおいても必ず雨は降っていた。
晴れ、雨、曇りが目まぐるしく入れ替わり、状況に応じて着ているものを調節していかなければならない。
さらに高度が高くなると、気温がグンッと低くなる。
街中では真夏日で、暑さにあえぐような時期であっても、標高が3000mを超えてくると、夜中から明け方などは真冬と同じような寒さになったりする。
装備を軽量・簡略化したいのはよく分かるが、富士登山では雨着に加えて防寒着は必要だ。
特に、山小屋で一泊したり、ご来光を見るための時間帯に合わせて登山をする場合には必ずだ。
更に私的には、雨対策、寒さ対策に加えて、もう一つ重要な装備があると考えている。
それはズバリ、替えの衣類である。
登山をしていて、どんな天候であろうと、どんな気温であろうと、どんなに着ているものを調節しても、必ず汗をかく。
肌着がぐっしょりになる。
肌着がぐっしょりの状態で、真冬の外気にさらされる事を想像してみて欲しい。
肌着がぐっしょりの状態で、山小屋の寝袋に入ることを想像してみて欲しい。
とても耐えられるものではないし、現実に体力の低下に直結する事態となる。
なので、山小屋で一泊またはご来光を狙う時は、絶対に着替え用の肌着は準備するべきだ。
不思議なのは、パンフレットや事前の案内などで雨着や防寒着ほど強くその必要性を訴えていないところが非常に気になる。
それが必要なのは私だけなのだろうか。
ともかく私は、そうした準備のおかげで山小屋に着いたらぐしょぐしょの肌着を予備のものと全チェンジして、温かい部屋で、ぬくぬくと寝袋にくるまることができた。
21時に就寝し、夜中の1時半に起床で、頂上を目指し再出発となる。
この短時間で体力と挑戦魂を回復させることさえも勝負なのである。
※このカードの中でひらめきを感じたものを一枚選んでください
※78枚のカードに宿る精霊たちが次の内容で選んでくれた貴方をしばらく守護します。お守りを持つように選んだカードを意識の奥に沈めておくとよいでしょう。
左(ペンタクルの10リバース):期待していたほどの成果が得られず何かが終了してしまうので次の目標への良い切り替えとなるよう新たな目標を照らしてくれる(サポート強)
中(カップの5リバース): 失敗したり継続が困難となり何かが終了してしまうので次の目標への良い切り替えとなるよう新たな目標を照らしてくれる(サポート弱)
右(カップの6):これまでの因果が断ち切れて何かが終了してしまうので次の目標への良い切り替えとなるよう新たな目標を照らしてくれる(サポート中)
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