この日の夜は、台風で吹き飛ばされてこの日となった「陽のあたらない場所2」へ行ってまいりました。
先攻の吉埜由利子さんは、すっかり昔のトゲトゲしさが無くなって荒ぶれなくなったけど、業の深き人間の様を描くドラスティックさは、深きものになってきたなと感じるものがありましたね。ゆえにドラマチックなピアノのフレーズも、一層刺さるものに。いろいろカバーもあったわけですが、吉埜さんのエモーショナルな演奏で一つの世界を作るライブになりましたね。そして、すっかり川田氏の使い方も慣れてきましたね(笑)。
そして、後攻のハルさんは、黙っていても面白い人達の後で、MCに苦労していたのはさておき、ラブソングが多めのセットリストということでしたが、ラブソングと言ってもアダルトな空気のズッシリとくるようなものだから、やっぱり胸を締め付けられるようなライブになりましたね。そのドーンとくる感じの歌には響く言葉がいっぱいあるから、何だか熱くくるものがあるのですよね。
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