この日は沖縄の向日葵(ひまり)さんの東京遠征ライブを、田島茜さんが組んでくれたというツーマンライブへ行ってまいりました。
まず向日葵さんですが、見るのは10ヶ月ぶりでしたが、その期間だけで見た目も歌の雰囲気も変わるお年頃ということで、顔が小さくなって大人な雰囲気が出てきた見た目はさておき、歌の物語性がグッと向上して、以前よりも一段と迫ってくるものがありましたね。
母親譲りの芯の強い意思と、お年頃ならではの不安定さからくる弱さが表裏一体となって表現する、ちょっと背伸びしたい気持ちも含めたリアルな言葉たちに、強く掴まれるものがあって、どんどんいい歌うたいになってきているなと感じましたね。
そして、田島茜さんのライブも見るのは1年ちょっとぶり(サポートでは見ているのですけどね)。新しいバンドをはじめたばかりだから、ソロの活動がレアな状態だそうですが、それゆえに今の田島さんのベスト的なセットリストになりましたね。
もとよりソロの音源もバンド志向が強いので、今日のようなアコ編成のライブは雰囲気がちょっと違う感じになりましたが、でも、その王道ドポップだけどキラキラしたサウンドと、フェミニンでパワフルな歌が、しっとりとした雰囲気がありつつ超絶に攻めるサウンドのサポート陣とマッチしていて、なかなか素敵なステージになりましたね。
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