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2020年02月21日09:18

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外出日記

 2月19日(水)
 午前中会議ひとつ.5月新刊候補を選ぶ.やはり残りの入稿の見通しがないものなども多く,新装版以外は7点程度に収まる.次の本の原稿が入っていない人がいるのも心配.
 戻って午後にかけてはデスクワークだが,あれやこれやで落ち着かず.大型企画のアルバイターへの支払いもまとめねばならないし.
 編集庶務のようなことをしている職員へ相談事.手書きの書類をエクセルベースのものに変えることにしたのだが,結構変更が多く修正を頼む.が,一覧にして出力するプログラムはなく,1点1点出力したものを切り貼りしているので,今回はもう修正できない,とのたまう.とはいえ,大きな修正があるのだが,「ならば赤字を入れて配布してください」だと.「私はA部長に言われた通り直しています.直したの見てくれました? まだ? 一生懸命やったのだからみてくださいよぉ」だって.
 結局,この人は常に自分で判断したことにはせず,指示通り動いたのだから責任はない,それでいて自分のためにしか働かないのだな,と残念ながら確信する.たぶん本屋にとって大切な読者とか,ユーザーという存在がいないのだよ(そもそも,そのフォーマットを作るとき,入力する私に何もヒアリングをしなかったし).よくないことだし,そういうことはしたくないが,適当におだてて作業をさせる.で,戻って深くため息.
 見本が3点できてくる.そのうちの1点,なんか間延びした印象.学術書なのだが,目次の文字の大きさが本文と同じで,行間がすきすき.巻末の執筆者一覧に至っては執筆者名が本文より一回り大きい文字で,しかも丸ゴチを使っていたり.
 よい本の版面は「きりり」としており,そういう本は書店で棚から話しかけてくるような感じがする.しかし,この本は(内容はともかく),少なくとも目次や執筆者一覧の版面が「でろ〜ん」としており,もし本に「君にはどういうことが書いてあるの?」と尋ねても「いろ〜んなこと」と答えてきそうな印象.これまでも版面のことはこの担当者にずいぶん言ったのだが,どうしても理解してもらえず.版面への美意識というのは,自分で培うしかないのだが,培っていないのだろうなあ.深い深いため息,二つ目.
 少々残業して,編集部の後輩氏と近くの蕎麦屋で一献.彼が担当した本もきょう見本ができたのだが,しまった版面でほっとした.その慰労でもあるが,割り勘.鰹,牛すじ,つくねで飲んで,そばで締める.9時ごろ散会.
 本日はバスで帰ることとする.帰宅すると寝ようとするカミさんと遭遇.きょう,母の薬と栄養剤をもらってきた,と.ありがとうございます.
 時間も時間なのでさっさと入浴.あがって「知らなくていいこと」を追っかけ再生で観る.佐々木蔵之介の編集長,仕事出来すぎ.出版局長,やな奴かと思ったら,若い連中よりよほど出版人.
 11時半過ぎには床へ.

 2月20日(木)
 午前中,企画会議.事前に相談を受けて,落ち着けどころにいささか不安があったもの,うまく落ち着きほっとする.
 戻って大型企画のスタッフへの月次の支払いを処理.
 午後,デスクワークあれこれ.ここのところ,細かな仕事が積み重なり少々まいっている.
 2時半外出.地下鉄で神保町.3時半から業界関係の組織の会議.Cコードの見直しに着手することに.これはありがたい.
 4時半ごろ終了.戻ったところで会社に着くのは終業時刻ぐらい.なので直帰することに.東京堂で本を1冊.地下鉄で帰路に.
 空いていれば散髪,と思ったが,3人待ち.あきらめて家に.麦とホップと烏龍茶を買って帰る.
 6時ごろから鰯の酢漬け,できてきた煮物をつまみに麦とホップを飲み,6時半ごろからメインのまぐろ漬けをつまみに日本酒を2合,そのあと白飯で締める.
 ゆったりと飲んだので気持ちよくなり,横になる.9時半ごろ起こしてもらうことにする.
 9時半,起こしてもらい居間に.しかし座ったら寝てしまった.こりゃいかんと床に戻る.すぐ寝入り,次の目が覚めたのは1時半.着かえて,お茶を飲んで寝なおすことに.
 すると廊下に歌声.息子が何か歌っているらしいが,ご詠歌にも聞こえるがなんなのだろう.こんな夜中に.
 30分ほど本を読んで2時に消灯.すぐ寝入るのは特技か?
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