その気になれば充実した休みにできるじゃないか日記

　２月１６日（土）
　4時の時報とニュースを聴いた覚え．5時の時報，6時からは「木梨の会」を聴くが，また寝入る．久しぶりに「不思議なピーチパイ」を聴いたのだが，どの番組だったのだろうか．気がつくと「時刻は7時32分」と．ようやく起きだす．
　お茶を飲んで，血圧を測って，納豆と具だくさんの味噌汁で朝食．「まんぷく」を観て，「脱力タイムズ」の録画を観て，スラックスを洗濯する．9時半ごろ，支度をして家を出る．
　まっすぐ出社．既に誰かいる．昨日しておきたかった仕事ををいくつか片付ける．12時には終わるが，ネットを観ていたりで，会社を出たのは12時半ごろ．外に出て振り返ると，3階の電気が消えている．会社に戻って，3階から1階まで確認．誰もいない．なので警備システムをセットして退社．帰るとき，一声かけてくれればよいものを，と思うが，そういうことは大学や大学院では教えていないのだろうな，きょうび．
　渋谷に出る．昼食を摂りたいが，のぞいた店は満員．ときどき行くラーメン屋は席があったが，どうもラーメンの気分ではない．食べずに移動．
　東横線の急行で終点まで．田園調布あたりで乗ってきた高校生たち，入口あたりあたりから奥へ進まず，しかも彼らが小デブばかりで妙に混み合う．こいつらなんなんだ，と思ったのだが，のちに席に座ったあと，年配の女性が乗ってきたらさっと席を譲った．ほかのサッカー少年やパソコン兄ちゃんは知らんぷりをしているのだが．俺が悪かった，君らは日本の将来を支えるのだろうな，とひそかに思う．
　元町・中華街で下車し元町方面へ行き，何かを食べようと思う．が，元町の商店街は服屋と鞄屋と家具屋と食器屋とカフェとリストランテしかない?　しかしさすが元町．店の前でチラシを配っている女の子がかわいいこと．すっかりおのぼりさん状態である．　
　歩いているうちに石川町まで行ってしまうが，ここまでなかった分，こちらはまたラーメン屋などあるもののどこもいっぱい．仕方なく，空腹のまま神奈川近代文学館へ．
　とはいえ，腹は減った．初めてここの喫茶室に入る．珈琲とサンドイッチのセットを注文．客は私だけで快適．おいしかったが，量はいささか物足りず．
　ようやく落ち着いたところで入館．「花田清輝展」を見学．正直，この人のものきちんと読んだことはないのだが．とはいえ，戦後の論争の渦中にいたことには脱帽．乱読で地力をつけたことはわかるが，その後のバイタリティの源はなんなのだろう．
　館を出て少々考えるが，フェリス学院の前をぬけて石川町方面へ下る．そこから伊勢佐木町・関内へ歩く．
　途中，コンビニから出てきた年配の男性，横断歩道で待ちながら煙草のセロファン，銀紙を無造作に道に捨てる．嫌なものをみてしまった．明らかにこの世代の人たちがこの国を悪くしている，と実感する．いつも婆やさんかなにかがゴミを拾ってくれたのか，あるいはゴミ屋敷に住んでいて感覚が麻痺しているのか．息子がそんなことをしたらぶん殴るところだが．
　伊勢佐木町へ．有隣堂でちょっと本をみるが何も買わず．関内駅近くの南蛮屋という店で珈琲豆を2種購入．1杯試飲をさせてくれるのだが，これがまた熱々の淹れたてでおいしいこと．
　関内駅でどう帰るか考える．路線図と運賃をみると，ここからJRで帰っても，馬車道あたりからみなとみらい線で帰っても値段は変わらぬ．無論，横浜まで歩けばよいが，もう日暮れも近いし．関内から京浜東北線で横浜へ．横浜で乗り換えて横須賀線で品川へ．品川で山手線に乗り換えて帰路に．
　ビールと氷を買って6時前に帰宅．6時過ぎから夕食．小エビの唐揚げでビールを飲んで，味噌鍋をいただく．久しぶりに甲類焼酎のソーダ割りを飲む．締めはラーメン．
　先日ネットで注文したランズエンドのズボンなどが届く．ゴルフ用であるが，伸びる材質で楽なこと．
　宮崎を走る出川哲朗を観て入浴．11時前には床に入ってしまおう．