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2020年02月17日16:59

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「ナイロビの蜂」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでフェルナンド・メイレレス監督のイギリス映画「ナイロビの蜂」を観ました。



 ☆「ナイロビの蜂」(2005)監督 フェルナンド・メイレレス 出演 レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ダニー・ヒューストン、ユベール・クンデ、ビル・ナイ、ピート・ポスルスウェイト、ドナルド・サンプター、ドナルド・サンプター、ジェラルド・マクソーリー、リチャード・マッケイブ

 ケニアに高等弁務官として赴任したジャスティン。妻のテッサも彼に同行していた。
 テッサは支援活動家であり、ナイロビでも毎日のようにケニア人医師のアーノルドと共に現地を歩き回り、活動に励んでいた。ジャスティンは彼女の活動を見守っていたが、支援活動の仕事に忙しいテッサの生活には微妙なズレを感じていた。
 そんなある日、テッサが事故死したとの一報が入る。トゥルカナ湖での自動車事故だというのだ。
 ジャスティンは直後に自宅を訪れた警察がテッサのパソコンや書類一式をすべて押収していったことを知る。それを知った彼は、生前の彼女の行動から、彼女に何か秘密があったのではないか、と思い始める。
 テッサの秘密は何だったのか、そこにはジャスティンの思いもよらぬ陰謀がうごめいていた……。


 …2度目の鑑賞です。

 公開時、劇場で観ましたが、非常に面白かった記憶があり、そのうちDVDで再見しようと思っていた作品です。

 やっぱり、良かったですねぇ。ジョン・ル・カレの同名スリラー小説を原作に、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督が映画化。

 …面白いワケです。

 アフリカにおける製薬会社による新薬の人体実験とも言える実態を告発しようとするハナシなんですけど、ここまでの巨悪と言えるものに立ち向かうには、個人というものはあまりにも非力で……。

 アフリカの人々の命の “ 値段 ” “ 価値 ” の軽さに、唖然とさせられます。


 活動的で勝ち気な女性テッサと、おっとりとした育ちの良さそうな高等弁務官の夫ジャスティンの “ 夫婦愛 ” の物語でもあるのですが、コイツがまた泣かせるんですわ。

 …このあたりの演出も、フェルナンド・メイレレスは上手いですねぇ。
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