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2019年12月14日19:16

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「大江戸五人男」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDで伊藤大輔監督の「大江戸五人男」を観ました。



 ☆「大江戸五人男」(1951)監督 伊藤大輔 出演 阪東妻三郎、市川右太衛門、山田五十鈴、高峰三枝子、月形龍之介、高橋貞二、高田浩吉、河原崎権三郎、小月冴子、花柳小菊、進藤英太郎、三島雅夫、山本礼三郎、三井弘次、大友柳太朗、阿部九州男、若杉曜子、毛利菊枝、加賀邦男、沢村アキオ(後の長門裕之)、小堀明男、青山宏、河原崎権十郎

 時は三代将軍・徳川家光の時代、江戸の町では太平の世の陰で冷遇され、堕落する旗本たちの横暴がまかり通ろうとしていた。
 そんな中で幡随院長兵衛が束ねる町奴と、水野十郎左衛門ら旗本奴の白柄組が、町人の意地と武士の面子をかけて激しく対立していく……。


 松竹映画30周年記念の作品。莫大な製作費とオールスターキャストの大作映画ですッ!

 脚本は八尋不二、柳川真一、依田義賢の3人によって結成された「火口会」によるもの。…いわゆる「幡随院長兵衛」と「番町皿屋敷」を取り込んだストーリーで、これで面白くならないハズがありません!

 …ほんっと、面白かったですぅ♪♪♪


 昭和26年、日本映画界が上り坂の真っ盛りの時代、勢いのある時代に作られた映画ってのは、本当に見ていて豊かな気分になるから不思議です。

 バンツマの幡随院長兵衛も、右太衛門の水野十郎左衛門も、メチャ大芝居なんですけど、それが見ていて心地良いのでありますよ。
 山田五十鈴、花柳小菊、高峰三枝子と女優陣もみんないいッスねぇ。充実しています!


 なんか、こういう映画を浅草あたりの映画館でワクワクしながら観て、その帰りに大川の畔の牛鍋屋で鍋をつつくなんてコトを、一般庶民はしていたのでしょうねぇ。

 …いやぁ、いいなぁ。なんだか民度が高いよなぁ。いい時代ですよねぇ。
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