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2019年11月18日14:42

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「星に願いを。」「15時17分、パリ行き」&「真珠の耳飾りの少女」

 …昨日の話し。

 午前中、洗濯を済ませてDVDで冨樫森監督の「星に願いを。」を。
 昼からクリント・イーストウッド監督の「15時17分、パリ行き」と、ピーター・ウェーバー監督のイギリス・ルクセンブルク合作映画「真珠の耳飾りの少女」を観ました。

 午後7時、自由が丘駅の改札でM加嬢と待ち合わせ。10時半頃まで呑みました。



 ☆「星に願いを。」(2003)監督 冨樫森 出演 竹内結子、吉沢悠、高橋和也、中村麻美、梅沢昌代、國村隼、梶原阿貴、伊藤裕子、牧瀬里穂

 北海道、函館。3年前の事故により、失明し声も失ってしまった青年・笙吾(しょうご)。事故直後、心を完全に閉ざしてしまった彼に立ち直るきっかけを与えたのは、担当の看護婦・奏(かな)だった。
 再び生きる勇気を取り戻した笙吾と奏は、時が経つにつれ、言葉を超えて心が通じ合う特別な存在になっていた。
 そんな折り、笙吾は車にはねられ、奏の前で息絶えてしまう。泣き崩れる奏。しかし、死んでしまったはずの笙吾は流星のチカラで、数日間だけ別人として再び命が与えられる。“ ある想い ” を奏に伝えるために……。


 1999年の香港映画「星願 あなたにもういちど」のリメイク作品。
 …オリジナルの「星願」、やっぱり越えられなかったかなぁ。

 吉沢悠、映画出演2作目にして、初めての主演作品です。竹内結子も、吉沢悠も、ワルくはないんだけどね。「星願」ほどの感動はなかったなぁ。


 でも、函館、やっぱり絵になりますね。きれいな街です。旅行、行ったよなぁ、昔。



 ☆「15時17分、パリ行き」(2018)監督 クリント・イーストウッド 出演 スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、ジュディ・グリア、ジェナ・フィッシャー、レイ・コラサーニ、マーク・ムーガリアン、P・J・バーン、ウィリアム・ジェニングス

 2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。
 乗客たちが恐怖に凍りつく中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう……。


 この映画のもっとも注目すべき点は、主演の3人が実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役として起用したこと。
 しかも、その3人が非常に良かったんですねぇ。

 『大きな目的に向かって 人生に導かれてる。』

 2015年の高速鉄道タリス内で発生した銃乱射事件の、単なる再現ドラマに終わっていないところが、イーストウッドらしいところ!
 3人の少年時代を丁寧に描くことで、観る側の人間をドラマに引きずり込むイーストウッドの手腕が見事ですッ!

 …御年87才のクリント・イーストウッド、凄いッ!


 『正しい時に
  正しい判断をして
  重大な瞬間に
  危険な状況を回避した。
  今何かが起きたら…… どうする?
  どう行動する?
  行動できるか?』

 …ラスト、感動のあまり泣いちゃいましたよ。



 ☆「真珠の耳飾りの少女」(2003)監督 ピーター・ウェーバー 出演 スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン、キリアン・マーフィーエッシー、デイヴィス、ジュディ・パーフィット、アラキーナ・マン、アナ・ポップウェル

 1665年のオランダ、デルフト。つましい家庭の少女グリート。彼女は、タイル職人の父が事故で失明したことから、一家の家計を支えるため働きに出る。そして、画家ヨハネ・フェルメールの家で奉公することとなった。
 夫婦ゲンカが絶えず、子供たちが騒々しい中で日夜働き続けるグリート。そんなある日、フェルメールは彼女の色彩感覚を認め、絵の具の調合の手伝わせるようになる。
 しかし、フェルメールの創作意欲を刺激するグリートの存在は、やがて周囲に思わぬ波風を起こしていった……。


 …とにかく、19才のスカヨハが素晴らしいッ!

 もう、言葉にならないほどの “ 存在感 ” です!
 …ほとんど、台詞らしい台詞は無いというのに、なんなんだろう、あの “ 存在感 ” 。

 撮影のエドゥアルド・セラによる映像が、これまた素晴らしいんです!
 どの場面を切り取っても、それこそフェルメールの光と影を再現したような映像美です。


 …非常に面白く見ました。

 
 
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