題...　コロナ由来のうつ病も心配に

◆ 昨日、私がコロナ関係の発信メディアにしている“Quora”に、ややこしい質問がありました。

　“最近虚しさを感じるのは新型コロナによる影響か”という質問の投稿でした。

　私は、“コロナと虚しさは直接的な関係はない”。おそらく、漠然とした不安感や閉塞感でストレスが溜まり、うつ病気味になっているのだろうと投稿しました。

　私は、そういう時は、何も考えずにボケッーと森林浴にでも行って、ストレスを解消するのがいいと、アドバイスしました。[ #ストレス解消 #森林浴]

　何かを考え込んでも、ストレスが溜まった頭では、どうせ、ロクでもないことしか考えられません。結局は“どつぼにはまる”。そして、それが深刻化してうつ病になる。[ #うつ病]


◆ ならば、むしろ、何も考えないでボケッーとしている方がまだいい。

　ところが、何も考えずにボケッーとするのは、意外に難しい。“座禅”などは、それをねらったものなのかも知れません。

　でも、私は、座禅のように単にジッとしているのは苦手。昔、あの平べったい棒のようなもの（警策？）で何回もたたかれてしまいました。

　私は、むしろ、適当に体を動かしている方がリラックスできる。ということで、私の一番のおすすめは森林浴なのです。[ #リラックス]

　焚火もおすすめ。私は、ボケッーと焚火を見ているとなぜか素直な気持ちになれます。ですが、最近は山の中で焚火をすると怒られるので、焚火はやめておいたが無難かも。

　それに、森林浴は、単にボケッーとできるだけではありません。


◆ 森林浴が免疫系への影響があることは、科学的にも証明されています。

　森林浴の健康効果については、日本医科大学の李卿医師が、ナチュラルキラー細胞（ＮＫ細胞）の活性や降圧作用などを調べて、科学的に証明しています。（→ 注1）

　つまり、ＮＫ細胞を含む免疫系が、がんの発生予防、細菌およびウイルス感染予防に大きな役割をはたしているとのこと。

　森林浴がストレスを解消することにより、ストレスによる免疫抑制を解除して、免疫系に良い影響を与えるらしい。

　森林浴は、自律神経のバランスをコントロールすることによってストレスホルモンの分泌を抑え、結果的にＮＫ細胞を活性化することがわかったのです。

　こんな説明をされても、残念ながら、私の頭では完璧には理解できません。

　でも、森林浴が免疫系に好影響があるなら、“ワクチン”のように体に“抗体”をつくるほどの効果はなくても、コロナウイルスに対しても一定レベルの多少の効果はあるかも？

　ということで、私は、最近、暇さえあれば森林浴に励んでいます。ちなみに、私は、森林浴ではマスクはしない方がいいと考えています。

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●（注1）
　李卿医師の研究については、2019.6.7のコラム『森林浴の抗ストレス作用・免疫活性を科学的に解明』をご覧ください。［→ https://bit.ly/2wbqKYC ］