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2019年11月17日09:24

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題... 実験や実習こそが大切

◆ 同感です。韓国は、まだしばらくは、日本には追いつけません。

〜〜< 以下 引用 >〜〜

■ 日本のノーベル賞受賞に思う、日本と韓国の教育の違い ⇒ http://bit.ly/2por5Uf

 <韓国が科学分野で良い成績を得られない原因についてさまざまな分析が行われてきたが、根本的な原因は教育ではないか。1980年代にソウルで中学、高校に通った経験を振り返ると「仕方ない」と思えてしまう>

 韓国が科学分野で良い成績を得られない原因について、これまでいろいろな分析が行われてきた。韓国内でその原因としてよく挙げられるのは(1)基礎科学への無関心(2)民・官の支援不足と研究環境の不備(3)過程より結果だけを重視する雰囲気――などがある。どれもうなずける耳の痛い話だ。しかし、私の経験から考えるに根本的な原因は「教育」にあるように思う。

 まず、理科の授業。私は中学1年から高校を卒業するまで、一度も理科学機材に触れたことがない。教科書にはアルコールランプ、試験管、顕微鏡などいろいろな機材が登場したが、全て紙面の上での「イメージトレーニング」にとどまっていた。使い方も含めた化学実験の方法などは「体験」ではなく全て「文字」としてだけ頭の中に蓄積されたのだ。

 私は小学生の時、作文が好きだった。たまには先生に褒められたり、校内で賞をもらったりもした。先生の激励と賞というご褒美が私にとって高いモチベーションになったことは言うまでもない。しかし、3年間の高校時代、国語や現代文学の時間には「作文」するチャンスがなかった。授業中、ただの一度も自分の意見や考えを文章として表現する機会がなかったのだ。

〜〜〜〜〜


◆ 韓国は、昔から、立派な官僚を育成するための教育をしてきました。

 いわゆる、“科挙”。今も、そのなごりが残っています。科挙は、官僚養成のシステム。過去の知識を頭に詰め込むことを大切にする。いわゆる“ものしり”。[ #過去の知識]

 私は、現代のコンピュータやデータベースが充実した時代に、その類の知識を必要以上に身に着けても、さほど意味はないと考えています。

 先日、韓国でチョ・グク氏関連の話題が盛りあがっていた時に、私はチョ・グク氏がどんな人なのかを知りたくて、いろいろ調べてみました。(→ 注1)

 彼は、幼少のころから秀才だったらしく、飛び級で韓国で一番の難関校である“ソウル大学”に合格したらしい。しかし、残念なのは、進んだ進路が“法学部”だったこと。

 法学部は弁護士や官僚になるための進路。私から見れば、おもしろくも何ともない。やはり、チョ・グク氏は、韓国の名家出身なのだなと再確認しました。

 せっかくの非凡な頭をがあるのなら、私が親なら、理学部や工学部などの理系か芸術系で学ばせる。その方が、いろいろとおもしろい人生になるはずである。


◆ 理系は、“試行錯誤しながら、自分で考える能力”を身につけるところ。

 なので、机上の知識も必要最低限は身につけさせますが、本気で力を入れるのは“実験や実習”。理系では、自分で何かを工夫してやってみる能力を養成しようとします。[ #実験や実習]

 私は、自分の子どもには、“文系なら大学には行く必要はない、自分で専門書の5〜6冊も読めば大学の文系を学んだ人なみの知識は身につく”と言い聞かせていました。

 小学校低学年までは、キャンプで虫取りさせたり、近所の谷川に連れ出して沢蟹とりをさせたりしながら、自然を観察する目を養う遊びばかりさせていました。

 おかげで、2人の息子は何とか理系に進んでくれました。

 それが結果として、社会に出てノーベル賞とか画期的な特許発明ができるほどの成果を上げられるかはわかりませんが、おもしろい人生になることは確かだと思います。

〜〜〜〜〜

●(注1)
 チョ・グク氏のことなどについては、2019.9.6のブログ『検察内部の権力闘争の様相に』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2OhfMWx

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