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2020年01月28日19:43

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グラミー賞の、きわめてマニアックな関心

いろいろな問題は発覚するは、蓋を開けてみれば予想通り(?)ビリー・アイリッシュが総ナメするは、浮足立っているのか無いのか、何だかよう解りませんが、僕の注目は、おそらくそこからずいぶん離れているであろう(笑)ふたつ。

それはすなわちジャズとブルース。

ジャズは、「ラージ・アンサンブル部門」でノミネートされた挟間美帆さんが獲るやいなやexclamation & question・・・だったのが、惜しくも落選。
でも、僕としては変に脚光を浴びて「浮いた」目線に晒されるより、そっちの方が良かったように思うのだけど。

彼女を打っちゃって獲得したのが、ブライアン・リンチなる人。なのですが・・・
なんやそれexclamation & questionぜんぜん知らないげっそり
慌てて検索してみれば、エディ・パルミエリの下にいたトランペッターで、今年で63歳。
パルミエリはサルサのバンドリーダーとして有名な方だから、言わばラテン音楽出身らしい。しかし生まれは米国のイリノイ州。

さっそくストリーミングで試聴(というより「タダ聴きあせあせ」)なんと便利な世の中になったもんです。)

フォト
新作『The Omuni−American Book Club』はベテランピアニストのドナルド・ハリソンや、僕も大好きなサックスのレジェンド、デイヴ・リーブマンも参加しているのに注目させられたのだけど、ひときわ素晴らしいのはバイオリニストのレジーナ・カーター。
確かにラテン風味を活かした上質なビッグバンドサウンドではあるのだけど、逆に言えば安定感あり過ぎかな?
https://youtu.be/c-qZc9eAKW0


ちなみに「ラージ・ジャズアンサンブル」というのはビッグバンド/オーケストラも含めた大人数編成。しかし必ずしも決まったフォーマットでなければいけないわけではなく、10人以上ならばその対象になるそうだ。狭間さんの「m_unit」もまさにそう。実はこうした自由な編成のラージアンサンブルは昨今のジャズのトレンドでもあるのは僕も知っていた。なんて今さら自慢するな(笑)

ただ、ジャズの他の部門ではランディ・ブレッカーとかブラッド・メルドーとかチック・コリア(意外にもラテンジャズ部門!)など「座りのいい」面々ではあるのですが。


いっぽうブルースは、「コンテンポラリー」部門が順当に(?)ゲイリー・クラークJr.なのだけど、「トラディショナル」はデルバート・マクリントンなる方。
この人も知らない!げっそり
再びググってみれば、79歳になる超ベテラン。
「日本ではほとんど知名度が無い」と書かれたブログもある。知らないのは自分だけじゃなかったのか?と安心(笑)
違うブログでは、なんとビートルズ時代のジョン・レノンにハーモニカを教えたのが彼とある。ホンマかいなexclamation & questionあせあせ

更にブログを探れば、なな、なんと、mixi始めた頃からお付き合いを頂いてる「あの」ポップミュージック評論家氏が既に紹介されてるではないか!さすがちゃんと目を付けられてるなぁ。
《マイミク「師匠」のブログ(昨年10月9日) 》
https://merurido.jp/magazine.php?magid=00012&msgid=00012-1571417315
もっと積極的にチェックしておくのでしたあせあせ
フォト

アルバム『Tall, Dark, and Handsome』は「トラディショナル」らしくオールドタイミーな、枯れた風味の中にコクがたっぷり。
飄々とした曲調、演奏、そして御本人の歌声がいい味出してます。https://youtu.be/M9BziUWgt9M


同じトラディショナル部門のノミネートされてたのは、以前にも日記にした「絶倫ブルースオヤジ」ボビー・ラッシュ。今年で86歳!
高齢対決は彼に軍配が上がらなかったみたいですねあせあせ

〈 2017年のグラミー賞についての日記 〉
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959060665&owner_id=26940262

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