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2019年12月10日21:00

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クレームにもならへんわ

当店で売ってる部位で「シマチョウ」というのがありまして。焼肉店では、そのままの品名でメニュー表示されてるのもあれば「テッチャン」という名前で供されてもいます。
「ホルモン」とは違うの?とよく聞かれますが、それはいわゆる胃と腸の「白モノ」全体を指す総称のようなもので、「テッチャン」はその中でも主に腸のこと。

牛ややこしいでしょ?(笑)

牛は胃も腸もそれぞれ4つの部位に別れています。すなわち「ホルモン」はおおむね8種類。
ただし、それ以外の内臓類をひっくるめて「ホルモン」として売ったり、メニューに載せる店もあるのです。
よけいややこしいわ(笑)

シマチョウは、そうしたホルモン(白モノ)でも一番「いい」部位で、値段もいちばん高い。

先週の土曜日の夕方、とつぜん店に電話がかかってきた。(そもそも電話はとつぜん来るものなのだけど。笑)
電話の主は年配の女性。用件を伺ってみれば、午前中にシマチョウを買いに来た者だけど、これは違うんじゃないか?とのこと。
「シマチョウってな、もっと長細いもんっ違うん?アンタ、安い部位を売りつけたんと違うか?」となふらふら
なんと人聞きの悪い。まず、間違って売った憶えもなければ、言われるような「安物」を誤魔化して売ったなんてことは絶対無い。
女性がいうには、自分が思うシマチョウよりずっと幅が広くて、これは明らかにおかしいとのこと。
それは、牛には個体差があり、特に内臓は大きさや厚みや太さが多少に異なるのが当たり前で、今日売られていたのは確かに太めではあるけど、正真正銘のシマチョウですよ☹
と説明してもオバハン(もうこう呼んでええか。笑)は承知してくれない。しかもガミガミ怒鳴るのではなく、如何にも大阪のオバハンらしい(?)ネチネチと繰り返し繰り返し訴えてくる。

むかっ(怒り)こちらもとうとう堪忍袋の尾が切れた。
「言い掛かりもええ加減にください!これ以上応じれませんから失礼させていただきます!」と電話を切る。
ところが再び電話がかかること二度。もちろん押し問答。
オバハン、とうとうこんなことまで言ってきた。「保健所に訴えるから!」
こうなると、売り言葉に買い言葉。「ええ!どーぞどーぞ。お好きなように。」

これが「大ごと」になって拗れたらどうするか?と腹を括りながらも内心は気が気でなかった。しかし月曜日に店に入ってみれば、留守番電話には何も吹き込まれてはおらず、以降も電話は来ていない。

打ち明けるのもお恥ずかしい「ショッぱい」対応だったと思う。しかし相手が冷静じゃないし、筋の通らない話なので、こうするしかなかった。けど悔しいし不愉快だ。

明らかにに何かの手違いか、あるいは品物が傷んでいたとか、ならば立派なクレーム案件で平身低頭ですが、「買った品物が気に食わない」に近いような訴えは、他店ではどう対応されるのだろう?マニュアルがあるのだろうか?特に「生もの」にはけっこうありがちではないかなあ冷や汗

あまりご存知無い方もおられるかもしれないので、「シマチョウ」とはこんなカタチ。
フォト フォト
切ってしまうと、幅が広かろうが全然気にならないと思うのだけどなあ〜
鮮度のいいのは、焼くとプリプリして美味しいですようまい!

仕事の、込み入った話を披露するのも気が引けるのですが、今回は大目に見てください。

去年レコードデビューした、英国のジャズピアニスト、アシュリー・ヘンリーという人がなかなか良いのです。
ヒップホップやUKソウル、昔のアシッドジャズ風だったりが混在する、モダン&ポップなサウンド。 
https://youtu.be/GGZy6E8aHlA


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