今日、山形県の温泉にて。
爺さんが風呂場で後ろ向けに転倒した。
足を滑らせたのではない。湯にのぼせて気を失ったのが原因。
おいらは体を洗いながら、偶然にその光景の一部始終を目撃した。
おいらと、おいらの隣にいた人が、直ぐに爺さんに駆け寄った。
隣の人は脱衣所からフロントに連絡し、おいらは爺さんに声を掛けた。
爺さんは直後に立ち上がろうとしたが、後頭部から流血していたので、立ち上がるのを制止した。
爺さんは、崩れ落ちたのではない。
立木が倒れるように、一直線のまま倒れ、そのため後頭部をしたたかに床に打ち付けたのだった。
長身の爺さんだったので、頭があった位置から床面までは170センチもあっただろうか。
直後に爺さんの家族?(仲間?、知り合い?)の人たちが駆け寄ってきて、おいらは役目を退いた。
数分後に救急隊が到着し、爺さんは救急車で搬送された。
爺さんは、意識がしっかりしており、自分の名前や住所も答えることができた。
それだけに、転倒して下腹部を露出していたことをも最初は気にしていた。
男女のスタッフが大量のバスタオルを持ってきたので、事無きを得たが(苦笑)
今日は「敬老の日」だったが、
爺さんにとってはとんだ一日になってしまっただろう。
大事に至らなければ良いが。
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