体は大きいけれどとても気弱な小学1年生の男の子と、体は小さいけれどとても活発な小学2年生の女の子。幼なじみのふたりがある出来事をきっかけにホタルブクロの花を探して繰り広げる「冒険」のお話。
小学生のころ原作の本(作:古田足日氏)を学校の図書室で繰り返し読んでいた。
あのころのわたしは自宅と学校以外の所へはめったに行かない鍵っ子だった。
隣町丁へ行くだけであたかも大冒険のようだった。
見慣れない色の街区表示板を見てはどきどきしてたっけ。
今にしてみれば「なんだかなあ」って気はするけれど当時はそんな心境だった。
冒険への憧れ。
あの時分のわたしは多分そのあたりがきっかけではまったのだろう。
主人公・まさや役の田村睦心さんの演技が特に素敵。
悲しむ友達を助けるために奮起する少年。
優しさは強さ。
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