祖父母とご先祖様のお墓参りのため会津へ。
お寺に着いたあとさっそく支度しながら、ふと「ここで誰かに会ったことってほとんどないな」と思い出した。祖母が亡くなった二十年前からほぼ毎年来ているが地元の人らしき人に誰何されたのは最初の年だけ。そこかしこの民家から人の気配はするけど姿はまず見かけない。いささか寂しい気はしたが適当に割り切って墓前へ。
墓石の拭き掃除を始めてすぐに裏書きが追加されていることに気づいた。
祖母と上叔母についてだった。
亡くなった直後から父方家のいざこざのとばっちりを受けてほっぽらかしになっていたがやっとこさ祖母の戒名が墓石に刻まれた。父方家から離れてしまった身としては手出しが出来ず長年もんもんと(ん?w)していた案件だったので密かに安堵の胸を撫でおろした次第。
祖母の隣に名を連ねていた上叔母は父方家でいざこざの種を撒き続けていた張本人。
すでに亡くなっていたことをこの時はじめて知った。
この人に関しては良い思い出がまったくない。なぜ僕の母をあれほどまで目の敵にしていたのかについてはとうとう分からずじまいだったけれど死んじまったんなら仕方ない。あとは粛々と弔うのみ。
爺様、婆様、ならびにご先祖様。どうか安らかにお休みください。
ついでに上叔母さんも。
また来ますね。
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♪With a tear / Journey
box. "TIME3"
https://www.youtube.com/watch?v=KuELu-kPR10
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