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2019年07月23日04:15

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20190418_台湾東部の旅(2)夜の花蓮観光へ

予定の2時間遅れで到着した花蓮駅の周辺はまだまだ広々としている。

駅前の宿に泊まれば次の街への移動は楽だろうが、今回は花蓮観光に便利な市内中心部の宿を予約した(現在の花蓮駅は市内中心部から少し距離がある)。

来るはずのバスを待ってみるも、なかなか来ない。「情報が間違っていたのかも」とタクシーを探し始めようとしたところへ、ようやくバスが到着。

運ちゃんに「宿近くの停留所を通ること」を確認して乗車。それなのに、目的のバス停を通り過ぎてしまう。理由は、下車鈴(ブザー)が見つからなかったから。次のバス停で下車できたのが、不幸中の幸い。

午後5時、宿にチェックイン。まだ何ひとつ観光らしい観光をしていないけれど、まずはひと休み。ゆったりとした部屋で夜の観光場所を検討すればいい。
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ちゃんとした浴槽があることも宿選びの条件のひとつ。シャワーブースがあるのも、ポイント。ウォシュレットがないことだけが残念。
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夜9時過ぎまで営業という、日没後でも楽しめそうな「花蓮文化創意產業園區」を目指して歩く。街の中心部だけあって、大通りの両側には多な店舗が連なっており、台北の繁華街のよう。

途中、「旧鉄道行人徒歩区」という場所を見つけたので、寄り道。
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その名の通り、花蓮旧駅と台東旧駅を結んでいた線路跡を歩道にしているようだ。時間に余裕があれば少し歩きたいところだけれど、まずは目的地へ向かわなきゃ。
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「花蓮文化創意産業園区」に到着。台湾にいくつかある、日本統治時代の酒造工場跡をアート空間にリノベーションした施設だ。
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この手の施設を見学するたびに思うのは、無駄な金や時間を使わない【省エネの国】だってこと。「使えるものは使う」という精神が素晴らしい。

日本酒の徳利をモチーフにしたオブジェ。かつては清酒も生産されていた。
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「豬神同樂」のイラストは、亥年を祝って旧正月から飾られているようだ。後ろに見える、コンクリと木造を合わせた和洋折衷の3号棟。かつては事務所として使用され、現在はレストランとなっている模様。
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倉庫として使われていた19号棟。「文創」は「文化創意産業園区」の意。裏側には再建された官舎群があって、宿泊も可能らしい(現在は閉業中)。
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6号棟7号棟は、山形の「山居倉庫」にも似た三角屋根の原料倉庫跡。
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現在は地元の雑貨や食品を扱うセレクトショップとなっている。お酒のコーナーには、アミ族のキャラクターをあしらった高粱(コウリャン)酒も。
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結構面白いグッズが揃っているけれど「お買い物モード」じゃないこともあって、何も購入する気にならず。

雲の隙間から見える月。予報通りなら、明日はもう観られない。
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「文創園区」から10分ほど歩くと「東大門国際観光夜市」の重慶路側入口ゲートが目の前に。夜市を散策する前に、向かいの「石藝大街」を覗く。
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ちょうどステージでは、文化ショーが開催中。バンブーダンスが始まるところらしい。この後はきっと、観客を舞台に上げる流れだろう。
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遠目で舞台を観つつ、広場内を一周。「花蓮港鉄道医院」跡を転用したという商店街には、地元の石や翡翠などの鉱物を扱う店舗が立ち並ぶ。石を集める趣味はないから退散。今も残るという診療所や病棟などを昼間に観たかった。

さぁ、夜市へ向かおう。
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