何の変哲もない名だったのだけども・・・

■「子どもの名前」に込めた思い、教えてください！ 街の人に聞きました
(TOKYO FM + - 09月23日 14:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5798961



私の名は、父から一文字貰った。

そんなに特別な名ではない。

父や母は、それなりの想いを込めてなのだろうけど、この名が大嫌いだった。

特別ではないけど、それほど多い名前でも無い。

でも・・・私は、友人達の様な、もっともっと平凡な名前に憧れた。

もっと言えば、下の子の漢字の方が好きだった。


そして思った幼少期。

江戸時代の武家の子息の様に、大人になれば名前が変わると思ってた。

幼少ながら、心に秘めた思いが有った。

が、遥か後に知ることになる・・・

かなり、正当な理由が無いと名前は変えられないと言うことを！

家庭裁判所の高い壁の存在・・・。


そんな中、転機が訪れた。

気付いたのは、もっともっと後の事だけども・・・

父が、母方の家を継ぐことになった。

いわゆるマスオさんだ。

当然、私たち家族の苗字も母方のものに替わった。


そして、進学し、学ぶ分野が広がった時に知った。

偶然の産物だが、私の姓名は、有名な歌人に近い音の響きが有る。

たぶん、親も気付いて無いんじゃないかな。

そして、少しだけ気持ちが変わった。

自分の名前を好きになったわけではないけど、
もう、長年使い続けた名前だから、そんなに嫌わなくても良いかなと・・・

もし、父も母も、ここを狙って付けた名前だとしたら、先見の明が凄すぎる。