93歳。 ご冥福を。
1965年の、飛べ!フェニックスと言う映画を、子供のの頃、知らずに
テレビで見た。
時は当時の現代、アフリカの砂漠の石油基地に物資と10人ほどの技術人員を運ぶ双胴機が広大な砂漠のど真ん中に不時着する、 水と食料は少しあるが飛行機は大破、
移動して人のいる町まで行こうという派と、
この機のひとつのエンジンは生きてるから、
その機から、一機の別の機を作って、ここから脱出しようと言う男が出てきて
その派と割れるが、
背の低い眼鏡をかけた子供学者のような男、
それがハーディクリューガー。
で、機体設計ができるから、と言うので、
大半の男たちが技術者なので納得し、言うことを聴いて、
灼熱の砂漠の中で壊れた機体から単発機を作っていく、と
しばらくして皆で決めた一日の飲料水が足らなくなってるのに気づく、
誰かがズルして飲んでる、
誰か?と問い詰めると、その設計士だという、
「なんでお前が!」「お前だけなんで勝手に!」「てめえこの野郎!」
と罵声を浴びせられるが、なんとも思わない、
「俺が設計して考えたんだ、それで助かるし
おれのほうの仕事のほうがお前らより大変だから」
と言う、、。
ところが、途中で、
飛行機の設計士だと思っていた機長(ジェームズシュツアート)
が
「君、どんな飛行機を設計したんだい?」
と聞いていると、なんと模型飛行機の設計士だったと気づく、、
愕然とする機長に対し
設計士「大丈夫だ、本物と模型飛行機の構造はそんなに差がないんだよ」
そして完成が近づくが、、、。
これを子供の頃に見て記憶していて、
京都に住んでた時代、KBS京都で放送してたのを録画して
もっていたら、
30代後半に知り合った東京の映画好きの友人が
「塩尻さん、飛べフェニックスのビデオ持ってない?」
と言う、なんでも、知り合いの模型飛行機ファンの知り合いが
探しているという、
(近年、DVDソフトは発売されたものの
なぜかレンタルはしてなく、すこし高級品として売られてる。持っている)
で、東京に遊びに行った際、貸してあげて。
でもテレビ版なので、吹替の、それもあとからDVD買ってみて
わかったのが、ラストはぶつ切りにカットされてて。
それでも喜んでもらって。
ハーディクリューガーは
他に戦争映画のわき役なんかで見つけるにつけ、
あーあの人だわ、って。
子供の頃の、いいトラウマのほうの映画でした。
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