mixiユーザー(id:2670797)

2021年03月29日08:14

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製作費150万ドルの映画 「シャークネード」

2013年制作のD級映画。

アメリカの西海岸の都市に竜巻が襲い掛かる、、
海から鮫を吸い上げて、街の中にサメが降ってきて、わやくそになるが、
逃げながらもそれに立ち向かっていく一家族を描いて、の映画、
を初めて、「がまん」しながら鑑賞して。
なんで我慢かというと、見るも無残な酷い作りで、普通だと、映画とは言えないのが、
脚本の凄いアイデアをCGでむりやり作れることができるようになって
ケーブルテレビの合間を埋める安い映画を作ってた会社が作った一本が
たまたま(文句)ツイッターなんかで話題になるような
現代の時代の典型的映画で、
それも日本だけ大ヒットしたそうで、
制作者の人は
「日本以外の国では俺たちゃ嫌われてる」んだそうで。

暴風雨来てるのに晴れてたりはしょっちゅうな景色無視の映像の中で
一家だけ車で逃げてるとか、
パトカーなんか普通に街を走ってるのを映してるだけとか、
外晴れてんのにどうしてその山の手の家だけ浸水してんの? 
サメが空から降ってくる前なのに「サメが降ってくるのよ!」ってセリフがある、
浸水する家の中の壁に飾りをつける予算が無いから
家族の写真を貼ってるだけとか、
パイロットの学校なのにチェーンソーが置いてあるわ
その倉庫の中で簡単に爆弾作るわ、

とかがずっと続くが、

映画はアイデアと言われるので、
ラスト付近、手で投げられるお手製爆弾を持って、練習用のちゃちなヘリで若い男女が
竜巻を消しに行くシーンが面白い。
「上空から落とす」って言ってたのに、真横から近づいて投げちゃう。
こんなことできるわけないじゃん!を平気で、それも簡素に映像化しちゃう。
そこが◎。
で若い女のほうはヘリから落ちて、飛んでるサメに飲み込まれる。

で、たぶん観ないと思うからオチ書いちゃうけど、
主人公のお父さんが、チェーンソーで武装してんだけど、
最後、ものすごいでかいサメが空から降ってきて、そのまま飲み込まれちゃう、が、
チェーンソーで腹を裂いて中から出てくる、そこまでは、あそう、ってなるんだけど、
なんとその腹から、飲み込まれた若い女を助け出して一緒に出てくる。

うちの妻「ピノキオかよ!」「どんだけの確率なんだよ!」と突っ込むが、
私はそこが◎。





ビートたけしの映画でも最初の頃で、3億円かかってる。
アメリカ資本で作った「brother」が10億で
自分がもしなにか病気とか事故で死んだ場合の保険が
一憶5千万かけたとかで、
「自分の出る映画作ってて、自分が死んで、儲ける奴がおる」
ってなにかで読んだことがある。

その昔、有名になる前の三池崇史監督が、「ビジターQ」と言う映画を
400万円で作った、って話をテレビでしゃべってて
知り合いのスタッフを呼んで話してる途中に
スタッフが「できるわけねえじゃねえか!」って言うのを
三池さんが「でも集まってるじゃねえか。」って返して
作った、ってことで、
たまたまその番組の司会者が昔三池さんの映画で主演した男優だったので
「400万円と言うとね、そうだな君のギャラは50円くらい」
って喋ってたのを思い出すくらいの映画でござんした。

まあ、観たことないが「シベリア超特急」が受ける日本だから、、。

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