2015年のデンゼルワシントン、アクションもの。
妻の死去でCIAの殺し屋家業を引退していた男(デンゼルワシントン)
はホームセンターで働いている。(映画の最初は元の仕事は不明)
周りの同僚はその男の以前の仕事なぞ知る由もないが
「まえなにやってたんですかー?」って軽い口でしゃべってくる。
狭いアパートに一人で住み、趣味は読書で、
夜に近所のダイナーで一人座って「老人と海」を読んでいる。
若い女性が常連でやってきて顔見知り、「どこまで読んだのぉ?」
「今、釣り針にエサを付けてなげこんだところさ」
ってな軽い会話をしている。
女はクラブ歌手だと言うが、変な男たちに呼び出されては
不機嫌になって帰ってくる。
その女が瀕死の重傷で病院に担ぎ込まれたことを知り、
病院に駆けつけると、付き添いの女に、ロシア人のヤクザに半殺しにあった、
という。二人ともそのヤクザの組織の娼婦であった。
でロシア人の事務所に行って、ここに自分の金一万ドルあるから
女を自由にさせてくれんかと頼むが、ふざけるなって
追い返されそうになる、その時、
元殺し屋なので、数十秒で相手の武器やコルク抜きで5人を殺してしまう。
しかし、そのロシア人組織の上司がロシアから飛んできて、仲間をやったやつを
探そうとし、、
最初の20分のデンゼルワシントンが住んでる環境を映すカメラがとんでもなく良い。
ディナーを外から移すシーンは、アメリカ人画家のエドワードホッパーの
有名な絵を彷彿とさせて。
自分を付け回すロシア人のボスの正体を探ろうとCIAの時の元上司の家を訪ねて、
教えてもらうシーンで、殺し屋だった昔を「俺も悪いことをやってきた」
と過去の自分の仕事を悔やんでるシーンも秀逸。
その働いてるホームセンターでラストは対決アクションがあるのだが、
でけえのなんの、、アメリカのホームセンター、
ここだけで、一軒家建てられるよってな物資&道具満載。
ロシア人のボスは、デンゼルワシントンの事を調べるんだが、
一旦死んでることになってるので、データが無いからまったくわからない。
なので、ボスが、もっと強くて探せる奴を呼ぶ、
とその強そうなやつが、あと30分で終わりなって時間帯で出てきた。
おいおい今から新しい登場人物と戦わせるのかよと思ってたら、
ボスの前に座って「ちょっとトイレ行ってくる」って
画面か消えたら、5秒ほどでデンゼルがそいつの血だらけのサングラス持って
ボスの前にやってくるシーンがこれまた端折り具合秀逸で。
で5年前の映画なので、もうパート2もあって。
デンゼルワシントンを最初に劇場で見たのは、1991年「リコシェ」だった。
こんときも、後半は、ヤクザ相手に一人で戦って。
1を一緒に見てたうちの子、
「こんなの観とったら、日本のドラマなんかあほらしゅうて見られん」
、、ふふふ。
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