ガメラ対ギロン
ガメラ対バイラス
士魂魔道 大竜巻
ガメラは数十年ぶり。
まあ、金がかかってないこと至極。両方とも大映が経営危機中に作ってたので、
破壊シーンなどは、ガメラ、ガメラ対バルゴン、〜ギャオスのシーンから取っていて
入れ込んでるのが、100分中、20分もあったりする。
、、それでもつじつま合うように作ってるんだけども。
バイラスは宇宙船のデザインと、〜ギロンは怪獣のデザインが素晴らしい。
一発で子供でも絵が描けるでしょ、
平成ガメラの2、と3が失敗したのは、敵怪獣のデザインの複雑さで、
子供が憶えられないので、と思うんだが、、。
安普請でも、ラストは上手にまとめて居る、と思う。
しかし、残酷シーン炸裂しとったわ。
両方ともレンタルブルーレイで鑑賞、バイラスのほうが画像が◎。
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士魂魔道 大竜巻
稲垣浩監督で、大作なのに、さっぱり面白くない。
最初に大阪城落城から始めるもんだから、尻すぼみになってしまうので、
そこを補うためにラストの竜巻シーンなのだけど、
その竜巻も面白くない。、、まあ当時の技術でも大変だったろうと思うが、
監督も、その特撮の円谷も他の映画で忙しかったとかで。
劇中前半の戦国時代戦闘モブシーンの荒い事、、ダイナミズムに欠けて面白くない。
まだ、戦前の『血煙高田の馬場』‐監督マキノ正博・稲垣浩 主演阪東妻三郎
の雰囲気でキャメラ廻しているように見えてしょうがない。
で、
カラーフィルムの画像の悪さも相まってのそれだが、
あー、こんな色調しか撮れない技術と知ってるから
黒澤明は、白黒でいいわ、と思って、白黒で撮っていたのかもしれない。
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