鉄の女サッチャー、、、と、シャザム。
サッチャーはメリルストリープで、もうそっくり中のそっくりに出来上がってる。
そのサッチャーが党首選〜首相になろうとするとき、
選挙参謀にキイキイ声になるから、とボイストレーイングを受けるのだが、
メリルストリープ御大に、ハイ声を〜、って今さら訓練するシーンがもうおかしくて、、。
その映画は、老いのため、記憶がおろそかになっているサッチャーから始まるが、
まあ、この時の政権で市民や地方の街でどんだけ酷い目にあったか、
ってことで、じゃあ、これこれしましょうあれしましょう、
不良青年たちのやり場のない青春を、ってな主題のイギリス映画がどんだけ出て来たか、
そして監督俳優もいっぱい出てきて、ってな結果は
観てるほうは喜んでいいかもしれない。
良作でしたが、時間が短い。もうちょっと深い政権時の描写が欲しかった。
今のイギリス首相もそうだけど、もう落ち目になってる国を
「グレートブリテン!昔の栄光を」と気勢を上げるのが同じくサッチャーもそうなんだけど、
、、無理だって、、。
ーーー
シャザム。
DCコミックのほうの、ヒーロー物。
子供がいきなり大人の体になり、それも超人になったら、どうなるか?
って話。 トムハンクスの「ビック」にちょっと似てるので、
オマージュなシーンが出てきて◎。
しかし、アメリカのヒーロー物は、主人公の出生のやら子供の頃の境遇が、
だいたい酷い。スーパーマン、バットマン、スパーいだーマン、、。
今回は、捨て子なのだが、
その捨て子の母は17歳で、3、4歳の子を、縁日で迷子になって
警察に保護されているのを観て、、育児放棄する。
17歳の、たぶんシングルマザーってことで、自分から消えて。
ってことは、産んだのは中学生の頃ってことになる。
そんな現実。
あとそんな子をまとめて育てるグループホームが出てくるし
そこの子が通う学校はいじめっ子がいる、
金属探知機をくぐって校舎に入る、
勝手に早退させないように警備員がいる、、
ってな現実で。
ストーリーはまあまあ。 終盤に戦隊物になるとは思わなかった。
ってなことでした。
明日は営業します。
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