朝のテレビ画面に
アナウンサーとかお天気キャスターとかが数人並んでいる画面に、いつも思うことがあります。
あの中の一人を障がい者にすればいいのになあ、、、。
昔、車いすの青年から聞いた話です。
「僕が勤めから帰ってくるといつも、隣の人が家じゅうの雨戸を締めてまわるのですよ。その人から『障がい者の隣に住んでる者の身にもなってみろよ』と言われました」
きっと隣の人は,障がい者に悪霊が取り付いている、とでも思っていたのでしょう。
内閣府の資料によると、国民の約6.7%が何らかの障害を有しているそうです。
今日何の障害もない人だって、明日、病気やケガで障がい者になることもあります。
それでなくても、誰だって人生の最後は障がい者になって終わる人の方が多いとおもいます。
パラリンピックでの若者達の晴れやかな笑顔のおかげで、少しは偏見も少なくなっていると思います。
しかし、まだ、、、。
「見慣れること」
が肝心だとおもいます。
例えば、テレビに出演する人は、数人に一人、障がい者に登場してもらうとか。
学校とか職場などにも意識して障がい者を配する仕組みを作るとか。
日常的に視覚の中に障がい者がいれば、いつのまにか
「自分の強い腕は、弱い人を助けるためにある」
というような「優しい意識」も生まれるのじゃないでしょうか。
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