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2020年05月30日11:56

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どう考えても明らかな下策

温暖化対策のパリ協定やIMF撤廃など、既存の枠組みからの脱退を繰り返してきたトランプ大統領が離脱したところで、「またトランプ大統領の我儘か」と思われるだけ。
なので「中国寄りへの抗議」の意思など、殆ど伝わらない。

しかも「WHOに頼らなければ防疫体制の確立すら困難」な国が多数存在する状況で、WHOを改革するなら兎も角脱退しするのは、それらの国の恨みを買うばかりでなく、中国の影響力をより一層強めるだけ。

最後に、自ら発言権を放棄してどうする?
戦前日本の国連脱退の如く、交渉事は「先に席をたった方が負け」。
公の場で、自分の正当性を立証できないと認めたも同然。
ここは離脱を選択するよりも、中国になびく連中をドルでひっぱたいて自陣営に引き込むべきだった。

どうもあの人は自らを「ディールの達人」と評しているけど、実際どうなんだ?
北朝鮮問題等未解決案件が多数。解決した案件も「力押し」での無理やりな解決。

力任せの強引な交渉しかしてこなかったんじゃないか?と疑わざるを得ないのだけど。

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■トランプ氏、WHO脱退を表明 香港優遇措置も見直しへ
(朝日新聞デジタル - 05月30日 06:57)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6101064

トランプ米大統領は29日、「世界保健機関(WHO)との関係を終了させる」と述べ、脱退の意向を表明した。また、中国が香港に対する国家安全法制の導入を決めたことを受け、「一国二制度」を前提とした優遇措置を見直す方針も明らかにした。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対して、新型コロナウイルスの感染拡大を巡る中国の対応を批判。「中国がWHOを完全にコントロールしている」として、「我々はWHOとの関係を終了させる」と表明。WHOに対する拠出金については、ほかの公衆衛生の活動に使うと明らかにした。

 また、中国が香港での反体制的な言動を取り締まる「国家安全法制」の導入を決めたことについて、「香港にはもはや自治はない。中国は一国二制度を一国一制度に置き換えた」と批判。「香港に対する特別扱な扱いを撤廃する手続きに着手するよう指示した」と述べ、香港と個別に結んでいる犯罪人引き渡しや輸出管理に関する取り決めの見直しを明らかにした。中国とは別扱いにしている関税や渡航面での優遇措置についても「撤廃に向けた行動を取る」と述べた。国家安全法制導入にかかわった中国や香港政府の高官に対する制裁も検討する。

 また、中国の「軍民融合」戦略を推進する組織と関係がある中国人の大学院生や研究者に対しては、ビザを発給しない方針も発表した。(ワシントン=大島隆)

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