mixiユーザー(id:26661862)

2019年11月23日06:08

85 view

単なる破局の先延ばし

根本的には何ら解決に向かっていない。

恐らく韓国側は国内向けに「輸出『規制』撤廃に向けて交渉の場を確保した」とアピールすることで、今回のGSOMIA関連交渉の勝利を喧伝するのだろう。

・・・が、経産省の会見を見るに日本側の意図は「韓国側の輸出品管理体制再構築」
具体的にはホワイト国指定から3年間、韓国側が逃げ続けてきた協議の再開。
※WTO提訴取り下げと合わせて、経産省は韓国側に「改善の意思がある」と評価したと会見でコメントしている。

まず今までの交渉(?)同様、お互いのスタートラインが全くずれているから協議などまともに進捗するとは思えない(つまり課長級で止まる)
そして万が一韓国側が日本側の意図を理解したうえで「韓国の管理体制」についての協議に応じた場合、「行方不明のフッ化水素」について触れざるを得ない。
協議の場で横流しを認めたら終わり。
なので横流しを認めるはずは無く、やはり協議はそこで終わる。

大体今回の延期。
例えるなら、「アメリカが韓国の首にロープを掛けて」踏み台を蹴り飛ばすと脅した結果、「日本にしがみ付いてなんとか堪えてる」ようなもの。
協議が物別れに終われば、日本は躊躇いなく韓国を振りほどくだろう。

そして国内向けに発した「条件付き延期」の欺瞞が実は無条件降伏、つまり「日本へのしがみ付き」に他ならないことが国内に知られた場合どうなるか?
間違いなく今までGSOMIA破棄を支持したムン大統領支持層たちが、韓国の足元を引っ張り止めを刺すことになるだろう。


------------------------------------------------------------------------------------
■韓国、GSOMIA延長を日本側に通告 米の要請影響か
(朝日新聞デジタル - 11月22日 17:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5874710

 韓国政府は22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、破棄するとしていた方針を転換し、延長することを決めた。昨年10月の韓国大法院(最高裁)による元徴用工判決から悪化を続けてきた日韓関係ながら、安全保障面での亀裂は土壇場で避けられた形だ。

 協定は、北朝鮮の核・ミサイル開発などを念頭に、日韓が機密性の高い防衛情報を直接やりとりするルールを定める。韓国は8月23日にいったん日本に破棄を通告。この通告を撤回しない限り、今月23日午前0時に失効する予定だった。

 韓国はこれまで、延長には日本が7月以降に順次強化した対韓輸出規制の見直しが必要だと主張。文在寅(ムンジェイン)大統領もこれまで、「安保上信頼できないという理由で輸出規制措置をとった日本と軍事情報を共有するのは困難だ」などと語っていた。

 それでも、失効直前で延長に方針転換したのはなぜなのか。米韓関係の専門家は、協定を日米韓の安全保障協力の要と位置づける米国の強い要請が影響した可能性があるとみる。

 米国は今月14日にエスパー国防長官を韓国に派遣。文氏や鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相らと会談させた。その際米国は協定延長を求めるとともに、来年の在韓米軍駐留経費をめぐる米韓協議では今年の約5倍の負担を求め、決裂した。

 ただ、韓国は協定の失効直前、金鉉宗(キムヒョンジョン)国家安保室第2次長をワシントンに送るなど、米側と協議を継続。その結果、協定については譲歩することを決めた可能性がある。

 また、韓国が日本側と水面下の協議で、輸出規制強化についてこれまで求め続けてきた高官級協議開催などで合意を得たことも考えられる。文氏は今月、バンコクであった国際会議で、安倍晋三首相と10分間会話し、外交当局間で協議を継続していくことで一致。その後に出演したテレビ番組でも「協定終了という事態を避けられるなら、最後の瞬間まで日本とともに努力する」と述べるなど、日本側の行動を促していた。(ソウル=武田肇)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する