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2019年11月19日09:32

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一方向からの主張からの勝手な推測

恐らくコーチの意図、織田氏を監督として迎え入れる際に期待した事は
「選手の目線に立ってもらう」こと。
そして、例えば学業成績不振等の理由で大学側から練習制限等が示された際、
「自分の側に立って大学に対抗してもらう」事だったのではないか?

ところが実際に監督就任が決まったら、
「同時に滑走する人数を制限する」→練習機会が減るじゃないか(怒)
「練習時間を昼から夜間に変更」→夜間に超過練習できなくなる(怒)
「学業不振者の練習時間を制限」→怒・怒・怒

と、監督としてごく当たり前の指針。
管理者として大学よりの方針を示したものだから、
「間違っている(激怒)」となった様に思える。

ただコレ、どちらが「間違っている」のか?と問われると、個人的には
「どちらもその職掌に於いて間違ってはいない」としか。

大学スポーツの監督という立場なら、部員の安全や学業との両立は無視できない。
一方コーチの立場は「一握りの有望な選手を育て上げる」事が最優先。

推測に想像を重ねると、織田氏もコーチの立場は理解している。
だから地位を盾に指示に従わせる事、最悪免職する事ができず、
かと言って監督の責任も放棄できない。そのストレスで体調不良にといった流れ。

ただそれならコーチを訴えたのはおかしくないか?となるのだが、
その目的は大学スポーツの有り様に対する問題提起にあるのではないか?

ぶっちゃけ、学業との両立なんて考えていたら今のフィギュア界で世界と戦う事など無理だろう。
その現実を無視して、「メダリストを輩出してブランド向上を」
「学業に関する文部省通達にも従う」という、現場レベルだけでは両立不可能に近い課題をぶん投げた結果がこの結末に思える。

実際関大に対する不信の念も挙げているあたりからみても、本当に追求したい相手は関大。
ただ問題提起するには、とりあえずはモラハラを実行したコーチを訴えるしかない、という流れなのかと思う。



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織田信成さんが関大コーチ提訴
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5868682

 ハラスメントを受けて関西大アイススケート部の監督を退任せざるを得なくなったとして、プロフィギュアスケーターの織田信成さん(32)が18日、同部の浜田美栄コーチ(60)に1100万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。織田さんは「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴した。裁判で事実を明らかにしたい」と訴えている。

 訴状などによると、織田さんは2017年4月、母校である関大(大阪府吹田市)の監督に就任し、練習時間や学業への方針を巡って浜田コーチと対立。無視されたり、「あんたの考えは間違っている」と激高されたりしたと訴えている。

 嫌がらせは次第にエスカレートし、体調を崩して公演にも出場できなくなったと主張。今年3〜4月にはストレスで入院し、指導にも行けなくなって9月に退任した。

 織田さんは退任前の7月、モラルハラスメント(言葉や態度などによる嫌がらせ)があったと関大に訴えていた。関大はこれまでの取材には「調査チームを設けてコーチ全員に聞き取り調査したが、嫌がらせなどは確認できなかった」と回答している。

 織田さんは08年の全日本選手権で優勝し、10年のバンクーバー五輪では7位に入賞。13年に現役を引退した。【村松洋】
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