北海道の旅6日目、9月14日の日記の後編です。
羅臼湖からウトロに戻り、ちょっと遅いお昼ごはんにしました。
「くまのや」さんはお休みなので、ウトロ漁協婦人部に行ってみました。
そうしたら、もう2時なのにたくさんの人が並んでいてびっくり。
やめました。
結局、ウトロの道の駅で知床旬膳(1200円)を食べました。
旬膳のメインはブリでした。
昔は、知床でブリなんてほとんど獲れなかったと思います。
それがたくさん獲れるようになったのだから、海の中の気候も大きく変わったのだと感じます。
ちなみにこのブリ、美味しかったですよ。
食後は、ウトロバスターミナル横を流れるペレケ川に行きました。
この川は、ウトロの町中を流れる小さな川です。
しかし、この川も鮭が遡上する川なのです。
カラフトマスがたくさん遡上していました。
小さな川なので、とても見やすい。
そして、段差を登って行く姿を見ることができます。
じっと見ているとすごく面白いです。
失敗して上れないものもたくさんいます。
むしろ、一度では上れないものがほとんどという感じです。
思わず応援してしまいます。
頑張って上る姿は、感動ものです。
カラフトマスの遡上を観察した後は、フレペの滝に行きました。
こちらでも、知床連山がきれいに見えました。
知床では、エゾシカが増えすぎて花がほとんどなくなってしまいました。
しかし最近駆除が進んで、本当に少しずつですが回復傾向にあると思います。
個人的な趣味ですが、ここの植物の状況に興味がありずっと注目しています。
終わりかけですが、ハナイカリは増えています。
ナミキソウも年々増えている感じがしています。
エゾカワラナデシコは、まだまだ少ないですが増えつつあるような。
ツリガネニンジンなども咲き始めました。
歩みは遅いですが、少しずつ復活傾向を感じています。
これからも、注目して見ていきたいと思っています。
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