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2020年07月03日23:45

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小清水原生花園

北海道の旅6日目、6月29日の日記です。

知床ウトロを出発して、人が少なかったのでオシンコシンの滝に寄りました。
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なかなかすごい滝だと思いますが、普段は定番スポットなので人が多い。
わざわざ行かなくてもよいかと、通過してしまうことが多いのです。
この日は、のんびり滝を見ることができて良かったです。
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個人的には、ここは海側の風景も良いと思っています。
根室の車石にも負けないほどの奇岩だと思います。

帰りも以久科原生花園に寄りました。
残念ながら、海の向こうに見えるはずの知床連山はさっぱりでした。
この日の天気では、仕方ないか。
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エゾスカシユリは、数日前と比べて若干増えたかな。
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やっぱり、全体的に今年は少ないと思います。
今年は不作の年なのでしょう。
それと引き換え、エゾフウロが今の時期では多いなという印象です。
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前々から不思議に思っていることがあります。
この斜里の以久科原生花園には、エゾフウロがたくさん咲きます。
しかし知床では、エゾフウロは全く咲かずチシマフウロが咲いています。
逆に以久科原生花園では、チシマフウロは咲きません。
わずか40キロの距離、気候もそれほど大きく違うとも思えません。
混在しているところもないのですよね。
どこかで分布の境界があるようです。
なんでだろうといつも思っています。

斜里を離れて、続いて小清水原生花園に行きました。
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小清水原生花園といえば、エゾスカシユリも多いですがエゾキスゲでしょうか。
ちょうど満開状態で、とてもきれいでした。
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このエゾキスゲも不思議です。
学生の頃は、エゾカンゾウと言っていました。
いつからか、ここに咲く黄色のユリはエゾキスゲと呼ぶようになりました。
確かに、形とか色とか若干違うのですよね。
エゾキスゲは真っ黄色、エゾカンゾウは少しオレンジぽい色。
エゾキスゲの方が、形もシャープだと思います。
そしてこのエゾキスゲは、小清水原生花園とその周辺ぐらいしか咲いていないようです。
他の地域は、エゾカンゾウです。
なぜ、ここぐらいしか分布していないのでしょうか?
開拓者が、本州から持ち込んだ。
それが大きく広まった、なんてことはさすがにないか。
でも不思議です。

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小清水原生花園では、滅多に来ないJRの列車も見ることができました。
流氷物語号の車両でした。
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他にも、エゾカワラナデシコ。
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ハマハタザオ。
他にも、様々な花を見ることができました。
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トーフツ湖側には、ヒオウギアヤメももちろん咲いていましたが、ノハナショウブもたくさん咲いていました。
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蝶がたくさん交尾をしていました。
そういう季節なのでしょう。
小清水原生花園も、いろいろな花と出会えてとても楽しめました。

その後は、常呂に行きお昼ごはんにしました。
次の日記に続きます。

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