東北の旅4日目、3月21日の日記の続きです。
陸前高田の商店街から、海岸の方へ行きました。
有名な奇跡の一本松などのあるかっての松原・高田松原付近は、高田松原復興祈念公園として整備が進められていました。
まずは、旧道の駅へ。
津波の大きな被害を受けた建物です。
本当はそばまで行けるのですが、現在整備中で工事中。
そばまでは行けませんでした。
もうしばらくしたら、震災遺構として公開されるようです。
この建物は三角のような形で、海側は階段があって登れるようになっているとか。
ここを上まで登って難を逃れた方もいたそうです。
松原の松の残骸も、そばにあります。
昨年の9月に新しくできた復興祈念公園へ。
まずは、奇跡の一本松を見に行きました。
被害にあった他のたくさんの場所もそうなんですが、景色がきれい。
この穏やかで美しい海が、あのように襲いかかるとは。
今の風景からは信じられないですが、それが事実なんですよね。
高田松原の松林を復活させるため、松の植林も始まっていました。
なかなか時間はかかりますが、昔の松原が復活してほしいですね。
奇跡の一本松への道も、新しく整備されていました。
陸前高田ユースホステルの建物のお陰で、一本だけ生き残った大きな松。
本当に奇跡ですね。
後世に保存するために現在は生物として生きてはおらず、保存処理を施されモニュメントとになっています。
こちらも、本当はそばまで行けるのですが、現在整備工事中。
そばまでは行けませんでした。
奇跡の一本松から戻り、東日本大震災津波伝承館を見学。
ここは国が建てて、岩手県が整備した施設のようです。
なので、陸前高田だけではなく、岩手県全体の津波被害を伝える施設でした。
なかなか素晴らしい施設だと思います。
ただ、僕も全ての町に行ったわけではないけれど、ここだけで終わらずいろいろな町・場所に行ってほしいなと思います。
伝承館の隣には、道の駅もできていました。
海鮮などを食べさせるレストランも2つ。
おみやげもいっぱい。
なんと、スタバはないけれどすなばはあるの「すなば珈琲」もありました。
鳥取県以外での常設店は初。
県外進出の話は全て断っているそうですが、東日本大震災からの縁もありここだけは例外として出店したそうです。
道の駅も盛況のようで、けっこう人がいました。
そのぶん、商店街の方に人があまり来なくなったという話も聞きました。
確かに観光客は、ここだけで全てすましてしまうのはわからないでもないですが。
なかなか難しいですね。
陸前高田から気仙沼へ行き、この日は気仙沼泊。
気仙沼へは、野球があっても行く予定でした。
夜は、復興屋台村の頃から何度も行っている「男子厨房海の家」さんで一杯。
この店で飲むのが、気仙沼に行く一番の目的かも。
モウカサメの心臓の刺身・モーカの星などを食べて、気仙沼の地酒を飲んで。
楽しい夜でした。
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