北海道の旅6日目、2月18日の日記です。
この日も1日知床でした。
この日も同じように、知床自然センターまで歩きました。
前日が雪だったから、流氷も寄ってきているのではと予想していましたが逆でした。
また、少し遠退いている感じです。
がっかりするほど遠いわけではないので、まずまずというところですかね。
木に止まっているワシはいなかったのですが、流氷の上に止まっているワシは10羽以上いました。
コンパクトデジカメでなく良いカメラを持っていたらと思うのですが、貧乏人だから仕方ないですね。
プユニ岬へ。
自然というのは、生き物。
毎日、景色が変わるのは面白い。
時間ごとというか瞬間瞬間ごとにも変わっていくのだから、同じ場所でじっと見つめているのも面白いだろうなとも思います。
なかなか、そういう時間はとれませんが。
知床自然センターに到着。
知床最終日なので、知床の利用料代わりに今年最初の知床100平方メートル運動に参加。
ちょうど映像展示の「四季知床」の上映時間だったので、久しぶりに見てきました。
この映像、知床自然センターができた30年前に作られたものでさすがに古い。
3月15日で終了して、新しい映像に切り替わります。
最後ということで見てきました。
この映像の撮られた頃と現在。
知床の自然もずいぶん変わったことを感じます。
昔は、ヒグマやエゾシカさえまず見ることはできませんでした。
エゾシカがぽつぽつ見れるようになってきたのは、30年くらい前からですかね。
その後、爆発的に増えるなんて、
あの頃誰が想像していたでしょう。
ヒグマなんて、地元の人でも見たことのない人がほとんどでした。
道路沿いでけっこう見れる時代になるなんて、誰も想像していなかったと思います。
植生も、ものすごく変わりました。
フレペの滝周辺とか、すごく花が咲いていたんですよね。
昔はけっこう花いっぱいだったのが、今は見る影もない。
エゾシカが増えすぎて、食害も勿論ありますが、踏まれてなくなったのが大きいと思います。
植生は、本当にガラッと変わりました。
自分自身の目で見てきた30年以上の知床の歴史を思いながら、映像を見ていました。
昔の知床と今の知床。
両方を合わせて見ると、変化がわかって面白いと思います。
この30年でものすごく変化しているのですよね。
両方を比べて見る、そういうことはなかなか出来ないのでしょうね。
いろいろなことを思いつつ、最後の「四季知床」を見ていました。
この日も、コンビニのおにぎりは買っていましたが、毎日コンビニのおにぎりでは味気ない。
昨年から新しく変わった知床自然センター内のレストランで食べてみました。
知床鶏のチキンバターカレー(1000円)。
なかなか美味しかったです。
ごはんを食べて、散策に出かけました。
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