SL冬の湿原号

一昨日、２月１４日の日記の続きです。

斜里から快速しれとこ摩周号に乗り、茅沼駅で下車。
丹頂鶴を見るぞと思っていましたが、珍しく姿無し。
そのうち来るだろうと、しばらく待っていました。

小さな野鳥はけっこういて、小鳥を見ながらのんびり。
ポカポカ陽気で、昼寝でもしたいぐらいでした。

いつまでたっても丹頂鶴は来ない。
列車の時刻まで短くなってきました。

今日はダメかなと思っていた到着２０分ほど前、二羽の丹頂鶴が飛んできました。

まるで、列車の到着に合わせたようです。
列車が来るまで、しばらく観察しました。

なんとか今回も丹頂鶴が見れて良かった良かった。


久しぶりにSLに乗りました。
本当は、茅沼で丹頂鶴を見てそのあと温泉でまったりしようと思っていました。
ところが、茅沼温泉が倒産して休業になってしまったことを最近知りました。
冬の無人駅で遅くまでいるのは、いくらなんでも厳しい。
適度な時間に走っているSLに乗ることにしました。
SLファンの人、ごめんなさい。


久しぶりのSL。
釧路発には何度か乗っていますが、標茶発は初めて乗りました。
標茶で方向転換ができないので、蒸気機関車は逆向きで走るのですよね。
ちょっと、絵的にはしまらない気がします。
そういう風景って、他にはあまりないのかな？
そうなら、それはそれで貴重かもしれませんね。

SL冬の湿原号、今年で二十周年とのことです。

初期は川湯温泉まで走ったり、重連したりもしていたのですよね。
それはともかく、この日もお客さんはいっぱいでした。
音や煙は楽しめるけれど、SLは乗るよりも見る方が断然良いような気がします。

釧路までの短い旅でしたが、それなりに楽しめました。

ホテルにチェックインして、和商市場へ。
久しぶりの訪問です。
いつもの「田村商店」で、海産物のおみやげのお買い物。
このお店との付き合いも、気がつけば３０年以上になります。
いつも、ここ専門ですね。
夕方ですが、やっぱり勝手丼も食べたくなりました。

いつものように、田村商店のイクラと矢部商店の刺身の勝手丼。
美味しかった。

夜は「ひょうたん」さんで一杯。

ここに行くために釧路で１泊しました。
雪でJRが止まったりして行けず、３年ぶりの「ひょうたん」さんでした。
とにかく、ここの焼き魚は絶品。
添加物を全く使わない、干し魚なのです。
ここ以上に美味しい焼き魚はないというぐらいです。
この日はニシンを焼いてもらいました。
ニシンの刺身もいただきましたが、これもまた絶品。
こんなに美味しいニシンの刺身は、初めてでした。
釧路の地酒・福司を飲みながら、美味しくいただきました。
おばちゃん、僕の顔だけでなく職業まで覚えてくれていたのはびっくりでした。
この日も、楽しい夜でした。