今日のお休みは、京都へ行ってきました。
京都といっても、少し離れた山科区小野。
地下鉄で、小野駅下車。
まずは、勧修寺に行きました。
勧修寺は醍醐天皇が創建された、千年以上の歴史があるとのことです。
まずは、重要文化財でもある書院を見学。
残念ながら、中には入れません。
あじさいが、少し咲き始めていました。
きれいなものはほとんどなく、見頃はまだもう少し先のようです。
水戸黄門様である、水戸光圀公が寄進した灯篭もありました。
看板には、水戸黄門様の寄進で京都に来られたら必ず見て通ろうと言われる灯篭ですと書かれていました。
シャレですか。
本物の黄門様は、そんなことは言わなかったと思いますが。
本堂はかなり傷んでいて、早く修理をした方が良いのではという感じでした。
観音堂は、なかなかいい感じでした。
このお寺は、勧修寺氷池園と呼ばれる池泉庭園。
氷室の池を中心に造園されています。
この池、睡蓮がとてもきれいでした。
ちょうど見頃という感じで、たくさん咲いていました。
花しょうぶが、またきれい。
黄しょうぶもたくさん咲いていました。
きれいな花を楽しむことができました。
この庭の木の上を眺めると、鷺が何羽かいました。
巣もいくつかありました。
鷺の家族をしばらく観察。
彼らの姿を見ていると、あっという間に時間が過ぎます。
もっと見たい気もしますが、次に進みました。
勧修寺は、なかなか良いお寺でした。
続いては、随心院に行きました。
もうそろそろ終わりが近づいている感じはしますが、つつじがきれいでした。
この辺りは、小野小町が住んでいた場所で、小野小町と関わりのあるお寺のようです。
入口には、百人一首の小野小町の歌の歌碑がありました。
絵馬も小野小町。
書いてある内容も、美人の小野小町にあやかって美に関することが多かったです。
本堂などを見学。
仏像とともに、小野小町に関する像もありました。
奥書院では、狩野派の襖絵もたくさんありました。
なかなか、見応えのあるお寺でした。
随心院の前には梅苑 もあり、梅の花の季節に来てみるのも面白そうです。
小野小町が住んでいた場所ということで、彼女に関わる史跡もありました。
彼女が使ったという化粧の井戸。
美女である小野小町は、たくさんの恋文をもらっていました。
その文を埋めた、文塚もありました。
やはり相手が一生懸命書いた文ですから、粗末な扱いはできなかったということでしょう。
現代でも、恋文に限らず心のこもった手紙は簡単には捨てられないもの。
平安時代も同じか、それ以上だったのでしょう。
今回行った、勧修寺も随心院も初めてでした。
京都といっても中心から離れた場所。
人もあまりいないし、ゆっくり参拝できました。
こういう京都も良いものです。
また違う季節にも来てみたいものです。
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