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2019年05月13日06:51

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アポイ岳

昨日は、高山植物の山・アポイ岳に登ってきました。

広尾を出発して、えりも方面に進みます。
朝から快晴の良い天気。
まずは、途中のフンベの滝に寄りました。
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海岸の道沿いにある滝で、なんだか気持ち良い。
比較的大きな滝が3つ、小さな滝がいっぱいありました。
フンベの滝は、大きな滝のどれかなのでしょうか?
それとも全体の総称なのでしょうか?
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エゾノリュウキンカも咲いていました。
海の景色がとてもきれいでした。

黄金道路を走ります。
この辺で金が採れるとか、金色に輝いた地層とかではなく、作るのにものすごくお金がかかったからこの名がつきました。
風景はきれいなはずですが、トンネルが多いのが少し残念。
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まだ季節は早いので本格的ではないと思いますが、昆布も少し干していました。

アポイ岳登山口には、10:00過ぎに到着。入山届を出して、登山開始です。
まずは、一合目付近。
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オオサクラソウが、これでもかというくらいたくさん咲いていました。
すごくきれいで見とれてしまいます。
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どれだけあるの?って感じでした。

オオサクラソウに見とれていたのですが、ふっと足元を見るとシマリスくんがいました。
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花ばっかり見んと、僕の方も見んかいなと言わんばかりでした。
彼は、全然逃げません。
人慣れしているのかな。

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しばらく行くと、今度はヒメイチゲがたくさん咲いていました。
もちろん、オオサクラソウもちょこちょこあります。
森林の中を歩いて、五合目に到着。

五合目には、無人の山小屋があります。
この辺が森林限界になっていました。
天気が良いので、景色も抜群。
ここから、ゴロゴロしたかんらん岩の道を進みます。

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アポイアズマギクがぽつぽつ咲いています。
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薄赤紫色の花もありました。
上に登るにつれ、どんどん増えて行きます。
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振り返れば、景色もきれい。

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しばらく歩くと、今度はサマニユキワリがいくつも咲いています。
ピンクでかわいい花です。
もちろん、アポイアズマギクもたくさんあります。
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他にも、エゾムラサキツツジ。
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なんだかすごく目立つ黄色の花、エゾキスミレ。
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他には、アポイタチボソスミレなんかもたくさん咲いていました。
色々な花を見ていると、なかなか前に進めません。
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テンション上がりまくり。

よい時間になったので、馬の背でお昼ごはんのおにぎりを食べました。
馬の背を越えると、ヒダカイワザクラもけっこうありました。
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楽しくてしょうがない。

やっとのことで、頂上に到着。
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のんびり歩きすぎですね。
このアポイ岳の頂上は、木がはえています。
なので、景色はイマイチ。
でも考えてみると、不思議です。
森林限界を越えて、高山植物が咲く場所の上に樹林帯。
こういう山は、ちょっとないのでは。
アポイ岳は、やっぱり不思議な山です。

帰りも、花をのんびり見ながら下山。
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どんどん追い抜かれていきます。
どうせ、えりも泊りですから慌てる必要もありません。
入山届を見たら、最後の下山者になっていました。
16:05頃でしたが。

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届を書いていたら、すぐ後ろをキタキツネが歩いていました。
振り向いたらすぐに逃げましたが、なんだか間抜けな逃げ方でした。
近くの桜などを見て、えりも岬に向かいました。

ちょこっと、えりも岬にも寄りました。
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ゼニガタアザラシを探すも、岩礁の上にはカモメばかり。
海を泳いでいるものは見ましたが。
潮が満ちていたから、岩の上にはいなかったのでしょう。
また明日と、えりも岬近くの宿に向かいました。

アポイ岳は久しぶりでしたが、本当に良い山でした。
高山植物の宝庫といわれますが、その通り。
様々な花を楽しめました。
今度は6月ぐらいにも来てみたいけれど、ちょっと遠いのですよね。

今日は、えりものお気に入りスポットの豊似湖に行こうと考えています。
そして、この旅最後の宿・屈斜路湖畔の三香温泉まで走ります。




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