昨日の日記です。
一昨日はあれだけ晴天だったのに、朝からどんよりした曇り空。
まあ、仕方ないですね。
知床横断道路が10:00にならないと入れないので、まずはペレケ川河畔へ行きました。
ペレケ川は、ウトロ温泉バスターミナル横を流れる小さな川です。
しかし、秋にはたくさんのカラフトマスやシロザケが登る川でもあります。
とても観察しやすいので、鮭の遡上を見る穴場だと思います。
今の時期は、当然鮭はいません。
でも、意外と花がたくさんある場所でした。
まずは、河畔に咲く桜。
オオバナノエンレイソウもけっこう咲いていました。
勝手な印象かもしれませんが、オオバナノエンレイソウは十勝や日高ではたくさん見ますが、網走地方は少ないような気がしています。
知床にも、そこそこあるのですね。
エゾエンゴサクもたくさん咲いていました。
他にはニリンソウなど、いろいろな花が咲いていました。
花を見にここに来る人はほとんどいませんが、花を見るにはなかなか面白い場所でした。
続いて、オロンコ岩にも登ってみました。
昔は、知床にもあちこちに花が咲いていましたが、エゾシカが増えてほとんどなくなってしまいました。
エゾシカの駆除が進んで来て、本当に少しずつですが回復傾向にはあります。
でも、無くなったものの復活はなかなかです。
しかし、このオロンコ岩の上にはエゾシカは上がって来ないので、ここだけは原生花園が残っています。
シーズンには、いろいろな花が楽しめます。
今頃は、どうかなと行ってみました。
いろいろな植物の芽吹きが始まっていました。
エゾエンゴサクはけっこう咲いていましたが、そろそろ終わりかな。
キバナノアナマも、少し咲いていました。
本当は景色も知床連山が見えたりしてきれいなところですが、生憎曇りで山は全く見えず。
カモメが仲良くいました。
話は変わり、ウトロという地名は、ウトロチクシというアイヌ語から来ています。
その間をわれわれが通るところという意味だとか。
その場所が、ゴジラ岩とその隣の岩の間らしいです。
今は通れませんが、上から見るとなるほどという感じがします。。
ゴジラ岩の隣の岩には、カモメがいっぱい。
巣作りをしているのでしょうか。
オロンコ岩を降りて、次に進みました。
次の日記に続きます。
ログインしてコメントを確認・投稿する