昨日、この旅初日の日記の続きです。
津軽中里で、ストーブ列車を下車。
戻りの列車まで1時間の時間があったので、ここでお昼ごはんにしました。
良さそうと思っていた店は、お休み。
駅ナカにぎわい空間が最近出来たようで、中を覗いて見たら飲食もできるみたい。
ということで、ここでお昼ごはんにしました。
食べたのは、豚丼定食(500円)。
メインの豚丼がちっちゃいと思いましたが、500円だし。
けっこうごはんぎっしりで、思ったよりも多かった。
ちなみにごはんは、地元中泊町のお米だとか。
そして、おかずがとても良かった。
フキの煮物も卵焼きも赤かぶ漬けも美味しかったけれど、なんと言ってもけの汁は最高。
今まで食べたけの汁の中でも一番かも。
地元のおばちゃん達が作る、おふくろの味は本当にすごく美味しかった。
しとぎ餅(白100円・よもぎ120円)も食べました。
あんこの入ったおやきという感じですかね。
こちらも美味しかった。
戻りは金木で下りるので、ストーブ列車車両ではなく一般車両に乗りました。
金木駅で下りて、まずは津軽三味線会館に行きました。
この金木町は、津軽三味線発祥の地なのです。
ちょうど生演奏の時間でした。
昨日の演奏者は、まんじ流家元の工藤まんじさんとお弟子さんのまんじしょうこさん。
工藤まんじさんの演奏が聴けるなんて、ラッキーでした。
演奏を聴いた後は、展示を見学。
吉幾三さんはこの金木の出身で、お父さんは民謡のすごい歌い手なのだそうです。
そんなお父さんの展示もありました。
津軽三味線会館の次は、やっぱり斜陽館。
太宰治の生家です。
ものすごい建物です。
大地主の家ですから、何度見てもすごいものです。
太宰治が生れた部屋も残っています。
これだけの家ですから、昔の地主の収奪やいかほどに。
一方で、鉄道の敷設にお金を出したり、銀行をやったりと地域のためにお金も出しています。
地域の暮らしに貢献した部分もたくさんあるので、評価は難しいですね。
それが悩みの種でもあったようですが、太宰治はええところのお坊ちゃんだったことは確かです。
斜陽館を見学した後、金木駅に戻りました。
普通車両の列車で、五所川原へ。
途中の嘉瀬駅には、香取慎吾くんと地元の子供達が描いた慎吾くん列車もありました。
月日がたってずいぶん古ぼけていましたが、昨年再び香取慎吾さんが訪問して再び子供たちと塗り直したとか。
良いことですね。
弘前のホテルにチェックインして、夜はいつもの「杏」へ行きました。
昨日の三味線は、岩崎しずかさんと多田みゆさんの二人。
みゆさんも二十歳になったとはびっくり。
最初に聴いたのは、まだ中学生でしたからね。
青森の地酒と二人の津軽三味線の演奏に酔いしれました。
昨日も楽しい夜でした。
今日は、まずはこれから黒石に行って来ようと思っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する