今頃行くのは不謹慎かなと思ったりもしました。
しかし、同じ北海道とはいえ知床など道東方面は、揺れたのがわからないと言ってる人もいるぐらい地震の被害はなし。
大阪から名古屋より距離があるのだから、そらそうか。
停電も解消したので、悩みましたが期間短縮で北海道にきました。
大阪は、雨の出発でした。
まずは、10:25伊丹発の千歳行きで千歳へ。
千歳行きは普段はけっこう混んでいるのですが、昨日はガラガラ。
こんなに空いているのは初めてです。
団体客も全くいないし、旅行者風の人もあまりいませんでした。
そらそうか。
景色は雲でずっと見えませんでした。
千歳が近づいて、やっと見えて来た感じでした。
無事に千歳に到着。
制限区域内は、人がいっぱい。
ほとんどが大阪・東京・名古屋などに帰る人達です。
制限区域外の様子は出ていないのでわかりませんが、飲食店は全て閉まっていました。
売店も「BLUE SKY」だけが開いていました。
お弁当やパンなどは全くなく、でもおみやげを買う人がかなりたくさん並んでいました。
外の土産物屋も多くが閉まっているのかもしれません。
トイレもウォシュレットは中止。
空調も冷房が効かず、少し暑かった。
大きな地震があったのだから仕方ないですね。
千歳で女満別行きに乗り換えました。
こちらも、ガラガラ。
天気が良くなってきて、景色はかなりきれいに見えました。
雌阿寒岳。
雄阿寒岳と阿寒湖もばっちり。
ペンケトー・パンケトーが意外と大きいのにびっくりしました。
女満別に到着。
レンタカーのカウンターには、いつもと違って人がいません。
どの会社も、電話をくださいになっていました。
それだけ、旅行者がいないので車を借りる人もいないということなのでしょう。
すぐ近くなので、レンタカー屋に直接行きました。
クレジットカードの通信機能がダウンしているとのことで、カードが使えませんでした。
震災の影響ですね。
夜に飲んだお店は使えたので、その後に復旧したみたいです。
まずは、お昼ごはんをまだ食べていないので女満別の道の駅へ。
飲食店が何軒か入っているのですが、今回は定休日などで食べる機会のなかったラーメン屋「ウインズ」に。
ここのお店のおすすめ?女満別しじみラーメン塩味(950円)ライス小(150円)を食べました。
しじみは、なかなか大きくたくさん入っていました。
味の方は、しじみのだしが効いているという感じはなく、普通の塩ラーメンにしじみが入っているという感じでした。
ごはんを食べて、卯原内の能取湖さんご草群落地に向かいました。
北見方面は玉ねぎの一大産地で、近くの女満別でもたくさん作っているようです。
よく見ると、そばに田んぼがあり稲が植えられていました。
北海道は日本一お米がとれるところではあるのですが、網走・釧路・根室方面は田んぼを見ることがありません。
網走地方で、唯一作っているのが女満別。
最東端の稲作というわけです。
知識としては知っていましたが、田んぼを見たのは初めてでした。
気候の関係もあり、普通のお米ではなくもち米を作っているようです。
少し走って、網走市卯原内の能取湖さんご草群落地にまず行きました。
さんご草は、正確にはアッケシソウと言います。
なんとなく、さんごみたいな形をしていて秋の今頃に赤くなります。
まだちょっと早い感じはしましたが、まずまずきれいでした。
ここは10年ほど前に、人間が手を加えて壊滅的になったことがあります。
そこから少しずつ復活させ、やっとここまで戻ったなという感じです。
まだまだの部分もありますが。
自然に手を加えるのはやめるか最小限にするべき事例ですね。
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