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2020年04月03日14:07

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「エール」−古関裕而さんと

NHKの朝ドラ「エール」が始まった。モデルとなっているのは作曲家の古関裕而さん(1909〜1989)。この古関裕而さんと一度だけ会ったことがある。今から50年ほど前。こちらは高校2年生だった。
 NHKの番組にかつて「あなたのメロディ」というのがあった。素人が作った歌をプロの歌手が歌うという趣向の番組で、当時、人気の長寿番組だった(1963年から1985年まで22年間放送)。ここから北島三郎の「与作」やトワ・エ・モアの「空よ」などのヒット曲も生まれている。
 この番組に応募したところ、運よく入選し、出演することになった。収録日は1969年3月4日。高校2年の3学期の終わり、運悪く期末テストの日で、早めに答案を書き上げ、教室を出させてもらった。季節外れの大雪の降った日で、まだ開通して間もない新幹線に乗って大阪から東京へ向かった。会場は渋谷にあるNHK放送センターのNHKホール(今も紅白歌合戦の会場として使われている。当時とは規模が違うかもしれないが)。観客を入れての公開録画だった。そのときの審査員が作曲家の高木東六、画家の朝倉摂、映画監督の篠田正浩、そして古関裕而さんだった。
 歌の演奏が終わった後、4人の審査委員の内ふたりが歌についての感想を述べる。自分の時は高木東六さんと古関裕而さんだった。この放送内容を会場にきていた親戚の人がテープに録ってくれていた。その音源が今も手元にあり、今回、その中から最初の司会の部分と歌の部分、そして古関裕而さんのコメントの部分をトリミングしてみた。
 下記のブログの方でその音声をお聞きください。

 http://tkiichi.sblo.jp

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