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2018年11月18日00:00

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《ぅわおっ!?》《脳みそ退化》《ナビ子さんに完敗、そして感服》《ちー+! 番外01》

《ぅわおっ!?》

今日は水戸市内にて弓道大会があるとの事で、なんたらという武道館への送り迎えの日…。

…出発前から非常にダルイわけだが、まあ、カミさんが塞がっているとの事で仕方なしに行く事に。
車をカミさんのものでと思いもしたが、あいにく俺の車の調子が悪く、ハンドル操作がここ二週間ばかりシビアな事に。
なので、自分のボロ車で行く事になった。

まあ、そんな話はさておき、起きて早々に驚いた。
ファッションセンス抜群な俺は、普段から鏡なんてモノを見る機会は無い。
歯磨きだって上の空同然で他の所を見ていたり、風呂場も鏡の汚れを気にするばかりで姿を見ない。床屋でだって、切られゆく髪の毛や白髪が気になって『顔』を見るためしがなく、目にゴミが入って鏡を見る事はあるが、当然見るべきは『目の中』だけなので、顔全体を見ない性分だ。
これは自分の顔が嫌いとかそういった理由ではなく、なんか知らんが昔からそうだった。

でも、鏡で顔を見る場合が一つだけある。

それは髪の毛のセットの時。
今回、子供の送り迎えという理由で水戸に行く事になったわけだが、本当に『送り迎え』なんてしたら、往復時間だけで随分と時間を消費し、疲れるだけだ。
なので、大会中は向こうで待機となるわけだが、さすがに子供の知り合いやその親と対面するにあたり、手を全く掛けないボサボサ頭では子供が何言われるか分からない。

という理由で、整髪ムースさんの登場だ。そう、髪の毛のセット。床屋には結局行かなかったからね。

まず、鏡の前に立つ。お湯で頭を濡らし、ムースもこもこ。…この瞬間、何故か自分の顔を見る事になるのだが、今回もそうだった。

…で、驚いた。
『老けたなぁ…。コケたなぁ…』

まるで見覚えの無い他人の顔そのものだ。
前回はいつ、髪の毛を整えたっけ?
とか、自分に尋ねると、出てきた答えは二年以上前の新年会の時と気付く。入社間もなくて、仕事明けにそのままの足で会場に向かうつもりだったので、せめてと着替えと髪セット用の準備をしていた事を思い出したのだ。

そっかー、二年以上も前かぁ…。
たまに知り合いを数年越しに見ると驚く事があるが、まさにそんな感じだな。そしてその感じを我が身で味わう事になろうとは…。

思わずまじまじと見る。

…誰だコイツ?

俺が『鏡』を知らない世界人間ならば、きっとそう言ってしまいそうな変化がそこにはあった。
もう若くはないな…。


《脳みそ退化》

そんな、ささやかな衝撃を胸に秘め、その感情を表に出す事無く、子供と共に水戸に向かう。やはり車の調子が悪く、ハンドルが言う事を聞かない。じゃじゃ馬に成長しやがって。せいぜい死なない程度に目的を達成しなければ。

正直、道順のある程度は把握していたが、問題が一つあった。
それは、カミさんの車で目的地に向かう手筈だったので実際はナビを利用する予定だった。…そう、現場周辺の詳細を調べていなかったのだ。

でも、こうやって自分の車で行く事になってワケで、それでも目的地方面が判っても『目的地そのもの』は知らないワケで。…どうしよう?

子供と他愛のない話をする裏でドキドキが止まらない俺。時間に余裕を持った出発は、正面のトラックの遅さで焦りを覚えるほど解消されているようで、30分後の到達予定地点に差し掛かったのは、実際に45分を要していたようだ。このペースで進めば完全に遅れる。

そこで近代兵器、フマフォさんの登場。スマフォさん内部よりナビ子さんを召喚し、目的地を告げる。すごいね、こちらの肉声を全てひらがな・カタカナ・漢字・英語に振り分けてくれるのね。

マップガイドが表示され、ちょいとリアルタイム過ぎる感の残る現在位置まで…! 初めて使ったが、物分かりの良い存在のようで…。音声アナウンスもあるみたいだし…。

という事で、そこからはガイドの言葉を信じる見知らぬ道路での目的地接近。

余計なお世話なのだろうが、ナビは確かに利用価値が高い。下調べもせずに目的地に接近できるのは時間の無い現代日本人に重宝されるわけだとも理解した。
…けど、そういった行為って、記憶能力の衰退でもあるよね。
携帯電話出現時のメモリー機能は凄いと思い、その一方で全ての電話番号を覚える必要が無くなり、その頃に知っていた電話番号も忘れるなと予見し、それが当たったわけだが、今回はその『道順バージョン』だ。
楽と引き換えに失う代償は大きいな。


途中、一回ほどアナウンスを無視してしまったものの、どうにか目的地に無事到着できた。

子供が大会参加中はこれといってやる事がないため、俺はたまに様子を見に行き、あとは車内でアプリゲームしたり寝てみたり。
スマフォの予備バッテリーを会社から貰っていたので初めて使ってみたが、案外いけるね、これ。俺の使用するスマフォには概ね2回ほど完全充電が可能とわかったので、今後はこういった時に活用できるだろう。

…にしても、車内の中でゴロゴロするのは窮屈でたまらないな。腰を痛める…。


《ナビ子さんに完敗、そして感服》

帰り道、またもナビ子さん登場。…が、これが失敗った…。

正直、国道6号まで出れれば問題無い話だったのだが、方向感覚はばっちり。ただ、朝のコースアウトの影響で、出発時の進行方向がいきなり反対に向かう事になった結果、見知らぬ風景からのスタートとなってしまったため、じゃあ、せっかく使い方を覚えたんだから…。という、再登場だ。
音声認識は『国道六号』
ふむふむ、早い。しかし、俺の感は外れていたようで、ルートは俺の向かっていた方向とは随分異なっていた。使って正解…………。

15分走行後、…なんかおかしい。明らかに越えてはいけない鉄道を越えてしまい、まず超える事の無い川まで越えてしまっている…。
異変に気付いてマップ情報を見ると、…ナルホド。6号は6号でも、北側に誘導されていた訳か。『最速』という選択がされていたため、渋滞を避けまくった結果、最速で6号に到達するルートがそこだったわけだ。

なので、目的地変更。自分の家の住所を言う。…が、俺んちってナビで示されない位置になるんだよね。複雑すぎた袋小路にあるもので…。
では、代わりのシンボル…。

『ジョイフルは?』
子供が言う。なるほど、位置的にシンボルっちゃあシンボルだ。
という事で、目的地を再変更。じょうふる本田っと。

早速ルートが変更され、素直に進む。これは意外、このままの直進と来たか。

…で、またもい変に気付く。いや、異変というか、ずっと高速沿いで、緑の看板が目立ってきてるんスけど…?

…で、案の定。最速のお約束、高速道路を利用したルートが検索されていた。…気の効かねぇナビ子さんだぜ。

またまた下道での再々検索。どこを走っているのかは既に分からない。とりあえず目に付くのは隣の高速道路、その他は全て田んぼといったところだ。電柱すら無い。

ルート検索が完了し、早速スタートするが、ここで慣れないナビ子さんの指示を見落としてしまい、コースアウト。しかし、すぐ目の前に同方向へ向かう道があったのでそこから方向修正を図るが、そこでマンガのようなお約束が発生し、まさかの目的地方向全面通行止め。道路工事会社め、土曜だからと休みやがって…。

だが諦めない。方向を意識して這うように迂回。本当はUターンが好ましいが、それが出来る空間がない。
…で、とあるT字路を左折し、3台の車をすれ違うが、何故かみんな驚いた顔をしていたのが気になった。

間も無く、幹線道路にぶつかったらしい交差点到達。シグナルは赤なので普通に止まったわけだが、…………なんかおかしい。

十字路らしきその交差点で信号を待つ俺の視界に入ったのは、正面で同じように信号を待つそれぞれの車なのだが、俺から見て対向車線で待つのではなく、何故か俺の真正面で待っている模様…。

『?』って思って右を見ると、…田んぼ…。左を見ると、…道路…。

ふっ…、すれ違った車の3台が驚いていた理由がわかった。
俺、逆走してたのね。全然気付かなかった。

事態に気付いて位置修正。前進・後退を巧みに駆使して本線に戻る途中に目にした、対向車運転手の目線が冷ややかだ。こ…こっち見るんじゃねぇっ…(強がり)!
しかも、これまた漫画展開。目的方向に向けてパトカーが一台通過…。こっちの行動にも気付かない怠慢ぶりだが、捕まらなかった事は感謝だ。…というか、過去にも『歩道を走って降りたら後ろにパトカー』というドッキリがあったが、俺って本当にこんなのが多い。
…案の定、俺の行動を見落としたパトカーの後ろを追う形で俺が走るわけだし。

いや待て、そんな現実を子供と笑っている場合ではない。ルート検索だ。
てぃ『………』
子供『………』
んもう! ナビ子さんったら、世界地図を表記して、その中の日本列島の関東平野部分に現在地ポイントなんか出しちゃって♡ そーゆーお茶目は俺好みだが、今はいいから。

気を取り直して、もう一度。
今度は日本列島が大きく表記され、『東京』のやや上にポイントが…。はいはい、おもしろいから(泣)。
…とか言ってたら、通信状況でこういった現象が起こるらしく、放っておいたら次第に拡大されて、普通のマップになった。

今度こそ下道でのジョイフルを検索。本当に今度こそ出たが、これまた随分と離れていたせいか、6号合流は石岡もだいぶ終わりの頃だ。

…で、またも問題発生。
外部バッテリー残量が尽きた。というか、尽きていた。暇とはいえアプリ過ぎたようだ。
残るは本体バッテリーのみ。しかも、32%とはなかなかに不安を煽る残量で、時と場合によっちゃあトンデモな事に…。
目的地となるジョイフルまでは距離にして58KM、程良い渋滞の影響もあり、1KM進めばバッテリーも1%減るといった具合だ。
単純計算では目的地まで26KM辺りでバッテリーは底を尽き、しかも6号合流位置予定地域が石岡となると、裏側から石岡に入ったかどうかの距離で、土地勘がないところでのナビ子さん消失となる…。

俺は考える。左手にマップ情報の載るスマフォを握り、右手でプルプル震えるハンドルを維持しつつ、指にはタバコなんか挟んじゃって、悪い運転マナーの見本のような姿だ。しかも、隣の子供はいつの間にか眠っていて、事故発生時にはタダじゃ済まない状況(弓矢のおまけつき)。どーしたもんかね〜?

…ま、こんな時の幸いと言えば、快晴で、左方向の筑波山がはっきり見える事か。
いざとなったら山を目指し、ぐるりと一周するつもりで走っていれば、いずれ125号なり408なり東大通りなりにぶつかる筈なので、そこから家に向かえばいいか。

そんな、半ば諦めに近いムードで空を見やると、ああ、なんて綺麗な紫とオレンジと青のコラボな事だろうか。周囲は自然そのものの光景で、道路以外の人工物は数える程度。
いいなぁ、こういう所。…でも、不便だろうなぁ。生活が…。

時間の影響で車が減り、速度を下げるタイミングが少なかった事もあり、バッテリーが生きたまま6号到達。
記念にスーパーに寄って、トイレ行った。そんで特売だったとんがりコーン3箱購入。

既にディスプレイを消したスマフォだったが、ナビ子さんって真っ黒の画面でも健気にアナウンスでナビしてくれてたのね。
スーパーを出て、店内放送とは異なる声が聞こえたので『なんだろう?』程度にスマフォを手にしたら、待機状態の真っ暗画面でもナビ子さんが『次の交差点を右に進み、300メートルで国道6号線に合流します』って言ってた。

…頑張る人だな。


《ちー+! 番外01》

先行シナリオが尽きたので、その番外。
内容は《ちー+!》を進めるに至ったその経緯。

当時の職場にはマイミクで言う『ちーたす』という人が存在し、彼女との些細な雑談がシナリオ化に結び付いた。
初期のおおざっぱな内容は、彼女が飼っていた、または飼っているという猫4匹を交えたおバカスタイルな日常生活を目標としたが、考えてみれば職場以外の彼女のスタイルは無知識に等しく、無理がある事に気付いてしまった。

という事で、元から手掛けた世界観で冒険ものにしようと考え直し、得意ではないが作者視点の小説スタイルに路線を変更。

その話をやはり同じ職場の暁やさとちゃん、KINGに面白半分で伝えたところ、興味か付き合いか、悪い返答ではなかったので、じゃあ、全員混ぜちゃえ! という流れに。俺の中で。

当時のマイミク総勢は8名。内訳は女性6名、男性2名。
性別を考慮した内容としては、少数の男性が多数の女性を救うような内容の話がよくあるようだが、なんか単なるハーレム作りみたいなので書く気にならない。モテない事もばれる。
という事で、女性陣6名が主体となる冒険ものにしちゃえ! という流れに。

構図は
『ダメダメなチータスを5人がどうにかこうにか守りつつ、目的を達成する』というモノ。
『恐れや怯えで戦えないが、実は強い主人公』ではなく、『実際に使えない主人公』というみょうちくりんな設定が我ながらウケタ。
個人的な目標はちーたす本人からの『ちょっと、なにあの話!?』みたいな言葉だったが…。

それはさておき、困ったのは残った男性陣と、足りないキャラクタ。
悪役はオリジナルに決めていたので問題ない。
でも、冒険ものに欠かせないのは主人公枠よりも、むしろそれらを引き立てる脇役で、現れたり消えたりする人物がいてこそ主人公たちの行動が浮き彫りになるのだが、その存在が絶対的に足りなかったのが大問題だった。

…で、大問題を抱えつつも、見切り発車する俺。どうにかなるでしょうの精神はいつでも根拠なしに強い。

あー、こんな時間。
続きはまたどこかで。


《あとがき》

オヤジだな、鏡の俺。…もう10代では通せないな。10代と勘違いされた時期も高校の頃からほとんどなかったが。

ナビ子さん…。まさか世界地図での現在位置とは恐れ入った。なかなかウケたが、もっと余裕のある時にやってもらいたかったなぁ。

逆車線走行も我ながら恐れ入った。けっこう気付かないもんだな。

そしてあのパトカー…。どこ見て運転してんだ?

バッテリー使用、本日だけでフル充電のべ3回以上? 使い過ぎ注意?

ああ、時間が…。

弓道…。たくさんの学校が集まると、あれはあれで部隊だな。弓兵…。

子供の成績は全体の11位。よくばって1位を2回、同時に取得した結果…という事にしておこう。

ちー+!を早く進めなければ。…でも、パソコンのアップデートが来てるんだよなぁ。また復旧時間が…。
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