星野元豊著『浄土の哲学―続「浄土」』を読み終わる。
星野元豊師によれば、〈浄土〉とはどこまでも�犧醉儉甅狷�き�瓩任△辰董△匹海�に固定的に実在するものではないという。星野元豊著『浄土の哲学―続「浄土」』の内容は、大体わたしが考えていた〈浄土〉〈阿弥陀如来〉〈名号〉そして〈人間存在〉も同様なものであった。
わたしは、数年前から書籍に線引きをする代わりに付箋を張り付けるようにしている。『浄土の哲学―続「浄土」』はその付箋によって本の形が変わってしまい、元の箱には入らなくなった。
早速付箋を貼ったところを読み返し、一つのエッセイに纏めるために、必要なものはパソコンのワードに書き写し、なんとか元の箱に入る状態に戻したいと思う。
エッセイのテーマは「〈浄土〉と〈往生〉」で、星野元豊氏によれば、〈浄土〉は〈往生〉なしには存在せず、〈往生〉も〈浄土〉なしには成立しないといわれる。わたしは、『浄土の哲学―続「浄土」』のキーワードに�犲臑療��瓩鉢狆貊蠹�論理�瓩鯑匹濕茲辰拭��狆貊蠹�論理�瓩箸蓮∪湘調�多郎の�狆貊蠹�論理でなくしては宗教は論理られない。対象的論理では宗教は論じられない�瓩箸いΑ愍貊蠹�論理と宗教的世界観』の言葉に感銘を受けて、それを浄土真宗の〈浄土〉論に適用したという。それによってかなり立体的な議論が行われているように思われた。
そしてもう一つが〈浄土〉に対する�猗鷽析嘆臭瓩△襪い廊猗鷽析壇�解釈�瓩任△襪�、ブルトマンの�猗鷽析嘆臭瓩△襪い廊猗鷽析壇�解釈�瓩箸楼磴辰拭△爐靴蹈屮襯肇泪鵑鯣稟重�超克していくように立場を星野元豊の議論に見出し、そこに見やはり�犲臑療��瓩鉢狆貊蠹�論理�瓩箸いΕ�ーワードが関わっているようにわたしには読み取れたのである。
そのエッセイの資料となる星野元豊著『浄土の哲学―続「浄土」』からの引用文をワードに打ち込みながら、付箋を取っていくことを行うことにする。しかしこれで星野元豊師の『浄土―存在と意義』『浄土の哲学―続「浄土」』をひとまず読み終えることができたのである。
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