mixiユーザー(id:2615005)

2020年05月25日21:40

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カードが使える/『パプリカ』

やはりアマゾンが使えないと不便なので、カード会社に電話した。手順に従ってチャットすると、使えるようになった。最新の携帯は便利だなあ。ちょっと前は通話で用件を伝えねばならず、電子音声の案内にタライ回しされて嫌気がさしたものだ。
メールによるチャットなら簡単だ。日本人の例にもれず、会話より読み書きのほうが得意なので。電子メールの往復ですむなら、簡単なものだ。これからは謎の引き落とし拒否に悩まなくてすむ。ああ、スッキリした。
電子機器の発達はアナログ人間にはマイナスだと思っていたが、発達度が突き抜けるとまた便利になるんだな。

・パプリカ(刊行93 文庫97)作:筒井康隆
劇場でアニメを見たのでクリアしたつもりだったが、やはり原作も読むべきだ。

読んで良かった。アニメは斬新で極彩色で夢中になったが、正直言って何をやってるのか良くわからなかった。本書を読んで初めてストーリーを理解できた。
サイコセラピストの千葉敦子は、夢探偵パプリカとして他人の夢に潜入し、隠された問題を解き明かす。前半の探偵業の部分は、心理学的謎解きが楽しい。

後半のDCミニ争奪戦は、現実と夢の境界を打ち破る破天荒な戦いが繰り広げられる。シュールリアリズムというのか、スラップスティックというのか、筒井康隆にしか書けない世界である。プロットと論理は小説の方がわかりやすいが、アニメは視覚的な魅力にあふれていた。真紅のマッシュルームカットのパプリカがポスターの中で微笑むシーンなどは、アニメでしか表現できない。つまりどちらも魅力的だ。両方を味わうべきである。

事件解決後に男たちがパプリカについて語り合う場面が、たまらなく好きだ。
「会おうと思えば、いつだって夢で会えるんだよ」
千葉敦子が変身をやめても、男の理想像としてのパプリカは夢の中で生き続ける。究極のマドンナだ。なにやら架空アイドルが跋扈する現代を予見したような。筒井康隆はやっぱり凄いなあ。★★★★★
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