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2022年06月25日21:25

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北海道 富内線 春日駅跡【富内線 駅跡】

今回は春日(かすが)駅跡の日記です。

場所はこちら↓

https://goo.gl/maps/pevgFyuoFeYZrkPa6

この駅はだいぶ太平洋側に近い場所で、山もやや遠く感じるようになります。
民家もあちこちにポツンポツンとありますが、商店は駅前の雑貨食料品店?を除けばほぼなく不便に感じますが、太平洋側の富内線のかつての始発駅・鵡川(むかわ)も近いので鵡川まで出ればそれなりにお店がありさほど不便でもないのかもしれません。
(この駅の所在地は鵡川町です。)

当時の駅舎は今もバス待合室として使われています。
地元の方の尽力できれいに清掃されていますが気になる事がありました。
それは外に通じる部分の床に酷いヒビが入っているのです。
蛇が這ったような大きなもので、床底面にも隙間とヒビ割れがあります。

これは恐らくですが、2018年9月の北海道胆振東部地震の時に出来たものではないかと思われます。

ここは震源地にかなり近い場所で鵡川町も相当な被害を出しているからです。

大きな地震でもなければ経年だけでこのような形状のヒビが入るとはちょっと思えないのです。

また写真にはないですが、天井外側部分も相当錆が出ていて、一部錆が原因と思われる大きな穴まで開いています。補修費用も相当掛かるでしょうからバス利用客の数を考慮するととても補修できるとは思えません。

そしてホーム跡ですが築堤としてはっきり残っており、当時の駅名標も残されています。

線路跡の轍もある程度は確認できますし、ホーム跡の築堤の端にはホームのコンクリートの跡が少し確認出来ます。
恐らくホームを取壊したわけではないけれど、36年もの歳月でホームに土砂が被りこのようになってしまったのでしょう。

極めて貴重な遺構と言えますが、あと10年後にはこの待合室や駅名標は無くなっている気がします。

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