写真は昨日15時頃の札幌の観光名所の藻岩山です。方向は西となります。
この日は朝からずっとどんより空で時折小雨でした。
一週間先まで似たような天気で本州の梅雨前線の影響を受けた蝦夷梅雨のシーズンです。
藻岩山は標高531mと低いのですが以下の写真の赤丸にあるように低い場所まで雲が確認出来ます。
誰が見ても雲ですがUFO研究家とかはこの写真を見て、
「これは新種のUFOに違いない」
とか言うのでしょう。特にテレビ番組のゲストに出た場合など。
UMA研究家だったら「空を飛ぶ雲型の新種のUMA」とか、心霊研究家だったら「藻岩山で命を落とした無念の霊魂」とか言うのでしょう。
誰がどう思おうと個人の勝手ですが、私には雲以外には見えません。
過日仙台で気球型の不思議な物体が発見されて大騒ぎになりましたが、ある番組で司会者(局アナ)がゲストの何処かの大学の先生に、
「先生、これは宇宙から来たUFOではないでしょうか?」
と真顔で聞いたらその先生は、
「UFOです。当然です。何かハッキリ分からないものをUFOと言うのですから。
でもあなたはUFOとは宇宙人の乗った宇宙船の事を言うと決めつけたいのですよね?」
と少し苛立った感じで話すと司会者は苦笑いしながら、「まあ、そうですかね…」とかなり困った様子でスタジオは一瞬シーンとしてしまいました。
局アナは辛いだろうなと見ていて思いました。
多分本番前にディレクターやプロデューサーなどの上司から、
「話しをUFOに持って行け!宇宙人襲来かも?と仕向けろ!」
とか言われていたのでしょう。
局アナと言えば聞こえは良いですが、単なる会社員ですから上司、会社の言うことは絶対服従が叩き込まれていてこのようなおかしなやり取りになったのでしょう。
この物体は結局分からず仕舞いですが、有力説は海外から飛んできた気象観測装置では?という事のようです。
それにしても近年のテレビ番組は報道や報道に準じたワイドショーのコーナーも如何にも「事前の台本どおりです。」とか、話題をとる為の意図的なフェークニュースが多いと感じます。
だから話題で取り上げられた人が「事実とまるで違う。フェークだ、訴えるぞ」と声を上げる場面も増えてきています。
テレビ局や新聞社も話題を作るため、他誌よりも注目を集めるために無理やりフェークニュースをでっち上げている事象が凄く増えている感じがします。
むしろ昔は胡散臭いニュース、記事で固められていたスポーツ誌の方が現在ではフェーク無しの事実の記事が多いと感じます。
スポーツ誌が派手で怪しい題名の話題を取り上げても後日全て真実であることがわかったりする事が多くなって来ている感じがします。
地道に足を運んで取材しているからなのかも?
テレビ局や大手メディアはネットからの記事引用が激増しています。
取材費が掛からないからと思いますが、局が変わっても同じYouTubeの動画をニュース代わりに何度も見せられるのがウンザリして来ました。
先ほどの局アナも心中では、
「こんなの気球に決まってるだろ! 宇宙から来たなんてバカじゃねえか!あのプロデューサー!」
と思っていることでしょうね。
ログインしてコメントを確認・投稿する