今回はかなりオタク話しです。ご注意下さいませ。
今日のニュースで数学の長年の謎であったABC予想を京都大学の望月博士が証明、そしてその正しさが認められたと報道されました。
ABC予想については↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ABC%E4%BA%88%E6%83%B3
これについては知りませんでしたが、何でも数学の専門家によるとノーベル賞ものの快挙だそうです。
以前フェルマーの最終定理もフェルマーの死後360年経ってやっと証明されたとか、数学の分野も華やかな一般的な科学技術と比べると地味であっても「何でこんな事分からないの?」というような事が世界中の頭の良い人が集まっても長年分からない事が多いのですね。
フェルマーの最終定理なんか証明に360年かかっても理論自体は超簡単なんです。
証明はともかく公式自体は中学のレベルです。
以下を参照↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%AE%9A%E7%90%86
一般的な工学、物理学は「モノか見える」から興味を惹かれる人が多いのですが数学は工学と異なり解は一つしかありませんが、「モノは見えない」ので興味を轢かない、苦手な人が多いのです。
私も電子回路や電気磁気学は超得意でしたが数学はあまり得意ではありませんでした。
エジソンも直流送電に固執して交流に手を出さなかったのは数学が苦手、勉強したくなかったからとも言われています。
交流はどうしても三角関数と複素数、ベクトルの計算能力がなければどうしようもありません。結果として一時エジソンの弟子だったニコラ・テスラが交流送電で成功したのは数学力の差とも言われました。
(でも今は北海道〜本州は超高圧直流送電とかやってますけど。)
そして昨年でしたか数学関連で驚くべき事実を知りました!
それは日本で数学オタクの集まりが不定期にライブハウスであるのです!!
狭いライブハウスというとやはりジャズコンサートや地下アイドルのコンサートなとが思い浮かびますが、テレビで見たその集まりはステージにホワイトボードと大型モニターがあり、出演者は年配の教授とかではなくて30歳くらいのラフな服装の人でホワイトボードに数式を書いて説明して、観客はドリンクを楽しみながら盛り上がるのです!
以下のような感じでした。
・みんな!聞いてる?(盛り上がってる?) わかるよね!このXXの定理はnがこう変化すると解はあーだこーだなってこうなるよね?
・うおー! そうだ、そうだ!(観客)
・だけと例外があってnがこの条件の時だけ解はこっちのこうなるんだよ!マジスゲーと思わない?
・そりゃスゲー!
とかアイドルのコンサートに負けないほど盛り上がり、観客はお酒が入ってますますヒートアップしてました。
観客は見た目はアイドルオタクみたいな人ばかりですか、実は数学オタクの集まりで、「キモ!」と思えるような容姿の人が国立大学大学院の数学科とかだったりします。
(ex : 油切った顔でボサボサのロン毛、センスの無い黒縁メガネ、リュックしょって紙袋持ってポスターみたいのが紙袋に2〜3本入っている。)
なんか知らなきゃよかった世界を見た感じがしたのです。
これを今回のABC…のことで思い出したのでした。
私は理解出来ない世界ですが、オタクの集まりは分野問わずこうなのですよね。
私も鉄オタクだし、過去に鉄オタク仲間だけで宴会もしました。
宴会スタート時には友人が左右を確認し、「出発進行!」と言ってから乾杯になりました。
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