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2020年01月27日20:48

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今日の新千歳空港

新千歳空港に行きました。
でも飛行機に乗るとか送迎とかではありません。

到着したのは11時前で、朝のラッシュが終わって一段落した時間なので比較的空いているようでしたが、お土産屋や飲食店街はかなり混雑していました。

また国際線ターミナル方面を利用しているアジア系の人は多くがマスクをしていましたので多分中国人だと思います。

そして空港職員もマスクを着けている人が多く、荷物を運んでいる人が台車に乗せていた段ボールには「マスク 1000枚」と書かれていました。

今コロナウィルスの問題で真っ最中ですから当然ですし、用心に越したことはありません。

しかしそれ以外の風景はいつもながら変わらない様子で活気にあふれていました。


【新千歳空港豆知識】

●元は「千歳空港」と言い、航空自衛隊千歳基地と滑走路が共有でした。今でも生粋の道民のある以上の年齢の方は新千歳とは言わずに「千歳空港」というのが普通です。

●現在はインバウンドのために国際線ターミナルも拡張されましたが、現在の南北並行の2本の滑走路でも本数を裁くのが厳しくなって来ていて隣接の航空自衛隊千歳基地の滑走路2本のうち(これが旧千歳空港)1本を共用で使わさせてもらおうかという案が出ています。
 両者は誘導路で繋がっていて過去には旅客機がわざわざ自衛隊の滑走路から離陸した例もあったそうです。

●新千歳〜羽田間は年間約1000万人弱の【単一路線では世界最大の旅客数】で、定期便だけで毎日52往復(超)の便があります。
 多い時間帯では1時間に2〜3便が飛んでいます。

●現在、新千歳〜羽田の標準飛行時間(ダイヤ上)は1時間30分で、一部1時間35〜40分の便もあります。区間距離は約820km とジェット機としては【超短距離路線】です。

 そして離陸した瞬間(車輪が地面を離れた瞬間)〜目的地の滑走路に車輪が接地した瞬間までの実質の所要時間は1時間5分〜1時間20分くらいです。

 羽田発の冬の便は強い偏西風の追い風に乗るので早い時だとこの時間は1時間ちょうど位の時もあります。
 いずれも水平飛行時間は約25〜35分しかありません。昇ったら降りるという感覚です。

 昔のダイヤを調べるとプロペラ機時代は片道3時間〜3時間半もかかっていたようですがジェット機になってから1970年代前半までは標準的な飛行時間はなんと【1時間10分】でした!

 つまり誘導路を走ったりする時間を差し引くと羽田〜千歳の飛行時間は50分程度だったんです!

 今よりも20分以上も早いダイヤでした。でも1973年頃のオイルショックで燃料節約主義が社会に浸透して今のような「遅いダイヤ」になったんです。

 他路線では羽田〜伊丹も今は1時間ちょうどくらいなのに当時は時刻表上のダイヤはなんと【45分】でした。
 ですからこちらも実質的なフライトタイムはたった25〜30分程度で飛んでいたことになります。

 その後世界中の航空路線で「新機種投入で早くなった」という路線は一つも無いようです(プロペラ機→ジェット機に変わった路線を除き)。
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