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2019年12月09日12:07

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ドクターXはどこまで本当か?

TVドラマのドクターXが大人気です。
米倉涼子さん演じるフリーランスのスーパー外科医の活躍のドラマですが、何度も何度も新作が作られていますね。

私がこのドラマが好きな理由は、
「私失敗しないから」→過信ではなくて本当に見事にやり遂げる能力、そしてバカにしていた連中をそのスキルでギャフンと言わせてしまう→悪者をやっつける仕事人を思い浮かべてしまう、などです。

このドラマを見ると嫌なことがあってもスカッとします。
ところでこれはあくまでもドラマであって、実際にこんな人はいない、ドラマ内の数々のトラブルは殆どないのでは?と私も含めて多くの方が疑問と思います。
「所詮ドラマ」と決めつければそれで終わりですが、親族に医療従事者がいるので色々と聞いてみました。

(注意)
・その親族は外科医ではありません。
・複数の病院での勤務経験がある方ですが、全てがどこの病院でも当てはまるわけではなくて、「こういう人、こういう場合もあった」という事だと軽く捉えて頂ければと思います。
・私自体は医療関係にはド素人なので、以下の部分に多少の間違いも含まれているかもしれませんがご容赦下さい。


●フリーランスドクターは存在するの?

→存在する。ただしドラマ内のような「名医紹介所」は多分無い。XX協会とかネットでのそういうサイトがあるのかもしれない。
 (医療者向け情報サイトは多くの場合医療従事者が登録しないと見れないものが多い)

●一人の外科医が「今日は消化器」、「明日は心臓手術」とかあるの?

→ない。それぞれを専門にやって来た医者が行う。ただし当初心臓外科だったのが途中から脳外科になったとかはあり得る。(相当な勉強をして)

 また、医師国家試験が通れば資格上は麻酔と歯医者、解剖以外はどの科の医者にもなれる。

●ドラマ内で「私麻酔も出来るから」という場面があったがそうなの?
→正解。麻酔医は医師国家試験に合格し一定の経験を積んだ上で麻酔標榜医の資格を取ればなれる。また麻酔医と執刀医両方も出来る。
 ただし一つの手術で同時に両方することはまずない。

●「私は失敗しない」と自信もって言う医者っているの?

→基本的にはいない。機械の修理じゃあるまい人間は何が起きるかわからないものだから

 大きな手術前に「大丈夫ですよ」という医者も殆どいない。医者は訴訟を非常に恐れている。
 しかし例外もあり。「絶対大丈夫」とまでは言わなくても「治してみせます(多くの医者はこの言い方も避ける。)、「普通の生活に戻せるように最大限努力します」は言う人がいる。

 この手の発言を自信を持っていう医者として有名なのは「脳外科の福島孝徳先生」。 
 アメリカ在住だが呼ばれればすぐに日本に来て手術する。特に腫瘍の手術が得意で「神の手」、「世界最高峰の脳外科医」とまで言われる。
 彼は世界中の医者が絶対に行わないと言われる脳幹脇にもメスを入れて回復させる。
 テレビでよく取り上げられるし、YouTubeにもアップされているが医療従事者からみてもすごい人。
 こういう人が増えて欲しいと思います。


●患者に対して信じられないほどの言動の医者って今もいるの?

→無数にいる。特に経験豊かな年配ほど多い傾向。例えば以下とか。

・患者が質問すると態度豹変し、「私の言う事が信じられませんか?」とか。
・セカンドオピニオンをちらつかせると怒りだす、急に冷たくなる。
・「治らない、治りが遅いのはあなたが私のいう事を聞かないからですよ」、「そんなに生きたいの?」など医者というよりも人間としてどうなの?レベルの暴言。
・他にも数えきれない。

●医者ってナースとか見下しているの?

→これも年配に多い傾向あり。やはり「医者が一番偉くて若手やナースには自由に命令してこき使える」と思っている人が多い。私も患者の立場ながら医者が目の前でナースにひどい命令調で不快に思ったことが多々あります。

●スタッフどおしで喧嘩や暴言吐きまくりってあるの?

→病院や「人」にもよるが多い。手術中に助手に器具を(メスや鉗子とか)投げつけて手術中にずっと怒鳴り続けている執刀医とか、患者がいる目の前で検査室に怒鳴り込んでくる年配の医者など。患者がいないところで医者同士が殴り合い寸前になり男性看護師が止めたとかも。

●ドラマ中でよく見るけど今のメスってプラスティックの滑り止めついてるの?
 モノポーラとかバイポーラってよく言ってるけど何?

→滑り止めついていますが、今のメスは使い捨てです。昔のように高温煮沸でまた使うとかはしていません。他の器具ではしているものもたくさんまだありますが。
 モノポーラとかバイポーラというのは電気メスで、これを使って切ると熱で瞬時に血管が塞がって血があまり出ません。モノポーラは電極が1つ、バイポーラは2つです。
 使い分けは私は素人なのでわかりかねます。 


●態度悪い医者って年配者だけ?

→人によって差が大きい。年配でも人格的に立派な人もたくさんいる。
 ただしどちらかというと30代くらいまでの若年層の方が暴言とか少ない傾向。
 理由は多分だが、大学で医者としての倫理、人間としてのマナーとかを学んでいるからと思われる。

 2000年頃に厚労省が全国の病院に通達で「医者は偉いので治せばどんな態度でも問題ない、という前代的な考えは今はダメ。サービス業でもあるので口の利き方も含めて気を付けること」と通達を出したそうです。

 その結果今やどの病院(個人医院も)にも「大切な患者様」とか「どんな些細な事、スタッフへの苦情でもお伝えください」というポスターが貼られるようになった。
 でも最近は病院に「モンスター患者、クレーマー患者お断り」というポスターも多いが、これは一般飲食店などと同じように病院に非常識なクレームを言う患者が増えたから。

 患者が無意味なクレームや暴言をするのは間違っていますが、今は些細なことでもネットに書かれて、医師個人や病院の存続にまで影響する時代ですから病院側はやはり低姿勢でいる必要が増えているようです。

●医師への多額の付け届けあるの?
→無いと言っておきながらあることが多い。2、30年以上前とかは当たり前だったようですが、今は一般の患者では極めて少ないようです。
 お菓子の箱が二重底で現金が並べてあったとかは富裕層の患者とかだったらあるかもしれませんけど。
 大手術のお礼とかでも現金はあとあと問題になることもありますから、その医者が好きなお酒や商品券(常識の範囲で)とかが増えているとか。

 でもどこの病院でも「お礼、付け届けは受け取りません」と書いてありますが、これを守っているのは首都圏とか大都市であって(もちろん全病院ではないが)、地方の病院では規模が大きくても「もらえるものはもらう」という意識が未だに消えない傾向があるそうです。


などなどまだまだ書き切れませんが、もちろんすべての医者、病院に当てはまるわけではありませんし、コンプライアンスがしっかりした病院でもごく一部の医者が独断でやっている事とかもあると思います。

言えることは病院や医者は選べる時代なので、不信感が募ったら変えるべきでしょう。
自分や家族の命に関わっていますからね。


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